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衣服について(その2)冬用アウターの素材の違い

こんばんはー🌙整理収納のアリックです🐜

前回に引き続き衣服についての第2弾になります。

(その1)の投稿では服の機能性について書きましたが、今の寒い時期に求められる1番の機能性は保温性です。更に追求していくと軽さも含まれます。

今回はそんな保温性に直結するアウターの素材について書きましたので、今後アウターを購入する際の参考になれば幸いです😄

アウターと言っても様々なモノはありますが、コートのような生地のみで構成されているモノではなく、中綿が含まれているアウターについてになります。

その中綿には大きく分類すると、ダウン (羽毛)化繊綿(化学繊維)の2つがあるので、それぞれのメリットとデメリットについてご紹介します。


まずはダウン (羽毛)について。
ダウンのメリットは軽さ保温性の高さです。ダウンは水鳥の胸元の羽毛を使用しており空気を多く含むため小量で温かさが保てます。

アウトドアブランドのダウンジャケットの中にはTシャツぐらいの重さで真冬でも着れる保温性の高いアイテムもあり、初めて着ると信じられない軽さなのに温かいことに驚くと思います。

デメリットは水に弱く濡れると保温性が低下する点です。

水鳥の羽毛なのになんで水に弱いねん!と疑問に思うかも知れませんが、それは水鳥の羽毛にはオイル(脂分)が分泌されており、それが水を弾く役割をしているからです。しかしアウターに使われるダウン は、オイルが除去された状態で加工されます。理由はオイルが残ったままだと匂いや劣化の原因になるためです。


2つ目のデメリットは洗濯の際に気を遣うことです。加工されているとはいえ動物性の自然の素材を使用している為、通用の洗剤などで洗うのは実はあまり良くありません。長く愛用するなら専用洗剤を使用して、洗濯機ではなくつけ置き揉み洗いが理想です。まあ気にせず洗濯機で普通に洗って簡単にダメになることは無いですがそれでも干し方などにも少し気を遣います。

あと個人的に気になるデメリットは小さな穴でも空くと中の毛が出てきてしまう点です。経験がある人も多いと思いますが抜くと次から次へと出てきます💦

パタゴニアの店員さんに以前教えて頂いたのは、そうなった場合は毛を抜くのでは逆側から引っ張って中に入れる良いと聞いてなるほどと思いました🤔まあそれでもまたいつか出てくるので専用のシールで穴を塞いだり修理は必要となります。



次に化繊綿(化学繊維)について。
メリットは手入れに手間がかからない点です。ダウンのように気を遣うことなく洗濯機で一般的な衣服と同様に洗えるので、衛生面が気になり頻繁に洗いたい人は化繊綿の方がオススメかも知れません。

次にダウンと比べて湿気や水濡れに強く、濡れても保温性が維持されます。また速乾性に優れているので雨で濡れても洗濯して干してもすぐに乾きます。


デメリットはダウンに比べると一般的に保温性や軽量性には劣る傾向があります。極寒地ではダウンの方がおすすめかも知れません。

しかし各アウトドアメーカーが独自の化繊綿を開発しており、ダウンにも劣らない保温性や軽量化に日々進化しています。

個人的に現在は化繊綿のアウターを使用していますが、以前ガッツリ登山をやっていた時はダウンも長く愛用していました。

一長一短あるので一概にどちらの方が良いとはお勧めすることは出来ませんが、間違いなく言えることは両方とも日常使いでもかなり快適に過ごせることです。


今回はアウターの化繊綿とダウンのそれぞれの特徴について書きましたが少し興味が湧いてきたでしょうか?

次回はアウトドアメーカーとして有名なモンベルとパタゴニアの製品からそれぞれオススメのアウターご紹介しますので来週もご覧になって頂けたら幸いです😁


最後まで読んで頂きありがとうございました💓






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