姉と妹
小4の娘は、小1の妹のことが大好きなのですが、小学生はあまのじゃくなので基本的にいじわるして喜んでいます。ケンカになるから放っておきなさいといってもすぐに不要なちょっかいを出してわざと怒らせるのです。
でもいなくなると寂しくて、妹のことを探して「今から遊ぶけど来ないの?」「お人形遊びするんだよ、来ないの?」「もう遊び始めちゃうけどいいの?」と上から目線で、早く一緒に遊ぼうよ、とは絶対に言わないけれど一緒に遊びたいようです。
どうして小学生って、こういう生意気なしゃべり方になるんでしょうね。昔はそんなんじゃなかったのに、小学生になったら、ザ・小学生、みたいな口調で屁理屈ばかりこねるようになります。不思議で仕方ありません。
勉強に関しても、妹と自分のことを同列に見ているので、自分はこんなに勉強しているのに妹が全然勉強してないのはズルい、とか、妹はいっぱい遊んでるのに自分が遊べないのは不公平だ、みたいなことをよく言います。お前が小1のころはもっと全然勉強してなかったじゃないか、と言ってもそんな理屈は通りません。
逆に妹は常に3歳上のお姉ちゃんと同じ基準で行動するので、勉強量も多いし対抗すべき相手の知識量や運動量に追いつくため常に背伸びして頑張っています。常に上を見て生活するか、下を見て生活するか、同じ家庭で育っても、そりゃ全然違う人間になりますよね。
だから妹は、何を言わなくても常に上を目指すし、馬鹿にされないようにめっちゃ学習するし、対抗心は強いし、とても熱心に勉強します。妹は放っておいても受験勉強大丈夫そうなオーラが出ています。
じゃあ常に下を見て生きてきたお姉ちゃんはどうしたらいいんでしょう。目標が常に低いんです。妹と一緒じゃダメなんです。上を見てほしいんです。それが直近の課題です。
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