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「地図判読訓練」から学ぶ      目標到達力の磨き方

顧問をさせて頂いている、Tplus株式会社の
役員研修を行ってきました。

Tplusは、
CHANCEのCにTを+(プラス)し、
CHANGEを叶える様々なプラットフォーム
を提供することを社名に込めています。

Tplus株式会社:『夢を形に』 (tplus2017.co.jp)

現在は個人~中小企業向けにITを
使ったマーケティングサービスを提供。

今後は、教育事業を行ってゆくので、
そこで伝えるコンテンツ研究の為、
顧問も含めた役員自らが実験台となりながら
研修兼研究を行っています。

今回は自衛官の関係者の方々に
ボランティアでのご協力のもと、
地図判読訓練を行いました。

先月、座学での地図の読み方を
学び、実地での実践を行いました。


赤城山の裾野自然豊かなロケーション
平地で歩測やコンパスの使い方などを確認


地図とコンパスを元に目標へ向かいます

山に入る前の計画の準備として
経路と予測時間を計画します。

その際に地図とコンパスを使い、
どのルートで目標へ到達するかを計画。
まずは、この計画がとても大切です。

ですが、実際、山に入ったら上記の写真の様に
地図上は小道になっているのに、
藪で何も見えない、、、などはザラにあります。

そんなときに事前に計画していた方向
を地図とコンパスで測り、向かうべき
方向を定めます。

しかし、向かっていくものの、
予想外に藪の密度が濃かったり、
岩場が想定以上の難所で進めなかったり、
地図で想定した以上に斜面の角度がきつい、
ということに現場では出くわします。

ぬかるみがあったり、
虫やへ蛇やトカゲがいたり、野生動物の鳴き声
がしたり、、、、といろいろなことが自然の山
ですので、あります。

そんなとき、

「ちょっと嫌だな、、、」
「なんか怖いな、、、」

という感覚は誰でも持ちます。

その感覚に対して、敏感になり
障害物をよける為にトラバースしたり、
迷ってしまったら、元いた目標物へ一度
戻ったりすることが大切です。

無理して勢いと勘で進んでしまうと、
全く違う方向へ進んでしまう確率は
とても高いです。

自分では正しく進んでいたつもりが、
方位を途中で確認せずに進んでいると、
あっというまに全く、違うところへ
向かってしまいます。

皆、この状況を経験しました。

迷ってしまったり、
どうしようもない障害物があれば、
きちんと準備した方法で対処法を
考えられます。

一番、修正が効かないのは、
本人も認識していない

「なんかこっちに行くのは
嫌だな、、、」

と無意識に違う方向へずれて
しまったまま進んだ時です。

「あれ、、、なんか全然目標に
到達しない、、、、」

と360°藪に囲まれた場所で、
迷ったときには、引き返す方向すら
分からなくなってしまいます。

そうなると、修正するのに、
大幅な時間と体力が削られてしまいます。

戻れれば良いですが、そのまま
遭難してしまうこともあります。

そんな感覚を全員が体感しました。

。。。

実地研修を終え、一番残った大切な感覚は

「人は恐怖や苦痛を感じると、自分も
認識しないうちに安きへ流れる」

ということ。

仕事でも人生でも、

「これを成し遂げたい!」
「この目標に到達したい!」

ということは、誰でもあるでしょう。

その時には、計画などしかるべき準備
を誰しもします。

ですが、

「人は恐怖や苦痛を感じると、自分も
認識しないうちに安きへ流れる」

この法則を認識していないと、
違う方向へ進んでしまい、自分が
望んでいない結果になってしまいます。

「恐怖や苦痛」を感じたら、
その時に、どうするか?
再度、見直して計画をすることが大切です。

山であれば、トラバースして障害物を
よけるルートを探したり、今のルートを
辞めて、一度、戻って違うルートで進む
ことを考えたり。

もしくは、その計画を中止する、という
選択も時には必要です。

仕事や人生でも同じです。

「恐怖や苦痛」もっと細かいところで
「違和感」を感じたら、自分がそれにどう
対処するのか?自分で考えたり、もしくは
専門家に聞いたりして判断することが大切です。

違和感を感じるためには、
自分を客観的に見れることも必要です。
そのために、坐禅をし自分の状態を日々
確認することはとても有効です。

知識だけでなく、体感で学ぶことが
仕事、人生の現場では最も生きる智恵に
つながると思っています。

引き続き、皆で研究研鑽をしてゆきます。



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