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【メッセージ】カメラを始めたいと思っているあなたへ

こんにちは、ウェブサイト制作と写真撮影の活動をしている秦野と言います。会社員をしながらの活動でなので世間では「副業」というジャンルですね。

今回は「カメラを始めたいと思っているあなたへ」と言うテーマでいくつかお話しをしていきます。

結論から言うと、カメラは何でも良いので何を撮るかを決めないとすぐに飽きる。と言うお話しです。

良いカメラを持つと何か特別な写真が撮れるような気がしませんか?実際に背景がボケた写真や、遠く離れた動物の写真、綺麗な夕焼けの写真、そんな「わぁすごい!」と思われる写真は実は少しカメラを学べば簡単に撮ることができます。

大切なのはその綺麗な「わぁすごい!」と思われる写真をいったいどうしたいのか?果たしてそれがあなた自身の目的になっているのか?と言う事です。

良い感じの朝日!でもこの写真どうするの?

カメラはどんなカメラでも良い

まずカメラが無いと始まりませんので、カメラを手に入れましょう!正直言って「何のカメラでも良いです」どこの、何のカメラでも良いです。

オススメは2通りあります。カメラを学びたい!と言う方はフリマアプリで安い一眼レフとズームレンズを購入しましょう。
とりあえず綺麗な写真を撮りたいのであれば、「APS-C」と呼ばれる種類の割と5年以内の新しめなカメラとズームレンズを購入しましょう。

もちろんあなたがお金持ちで予算が潤沢にあるなら、最新・最高のカメラを揃えても良いかもしれませんが…

例えば野球を始めたてなのに、最高級のバットとグローブが必要か?と言う話です?

写真撮影はスポーツの様に体で覚える(実践の中で習得する)部分と言うものが少なからずあります。

なのでまずはその「体験」をしてもらう事が第一です。万が一、向かないならと判断してもダメージが少なくなります(金銭的な)。

16年前のカメラ(2万円くらい)

何を撮りたいか、面倒くさいけどそれを決めるのが長続きの秘訣

カメラが欲しいのは分かりました。しかしあなたはその購入したカメラで何をするのですか?
何の料理を作るかはわからないけど、調理器具一式揃えてみました、さてあなたは何の料理を作るのですか?…という事です。

正直に言うと、何でも撮ってみたいのであればまずはスマホで十分な気がします…いや、十分です。

スマホでも撮れちゃう

撮りたいものが決まっているのであればあなたは安心です。早くカメラを手にして、早く撮影していきましょう!情報を教えてくれる人は山の様に居るし、ネットには様々なテクニックがあふれています。

おそらくですが、今あなたが撮りたい写真はネットに載っている情報で撮影できるでしょう。

面倒な事ですが「自分は何を撮るのか」を決めておくと、カメラと言う趣味が長続きする事間違いありません!

※もちろん途中変更は大丈夫

カメラはマニュアルモードを身につけてから楽しくなる

カメラの面白さのひとつは一言で言うと露出コントロールをする事です。撮りたい環境に併せて明るさを手元のカメラで調節する、と言う事です。

「え、そんな明るさとかは今AIとかあるんだからオートモードとかで任せてやれば良いんじゃ無いの?」

と思われるかもしれません。

まさにらそのAIに任せた明るさの写真を撮る機械とは、スマホに他なりません。

写真の表現の面白さは、明るさを最大限明るくしたり、必要な箇所以外は真っ暗など、様々な表現の幅がある事です。

ところがどうしてもAIだと「バランス良い適切な明るさ」というものになってしまいます。

適切な露出ではこんなにダークには撮れません

この自分自身の良いと思える明るさに設定するのが、みんな大好き「Mモード(マニュアルモード)」なんです。

写真を楽しむためには、「Mモード」は必須科目なのです。

「光を考える」事は避けて通れない必須条件

さてカメラを楽しむためのいくつかの必須条件に、「光への理解」が欠かせません。これも必須科目です。(とは言え、私自身も独学・本や動画で学んできたので、学問として光を語る事はできませんので悪しからず…)

カメラ、写真の出来栄えを決める要素のほとんどがこの「どんな光がどんな当たり方をしているか」という事になります。

光を横から当てた状態
斜め上から当てた状態
光を斜め後ろから当てた状態(2箇所)
光を満遍なく当てている状態

これらは「ストロボ」と言われる人工的な光を当てています。

「ストロボを使ってるなんて私には関係なさそう」

と思いましたか?

実は太陽の光を使った撮影(殆どの方が行う撮影で使う光)は【太陽と言うストロボ】を使っている。と言うことになるのです。

ただし、

  • かんかん照り

  • 曇り空

  • 日陰

  • 木漏れ日

  • 夕方

  • 日中

など、「現在の状態はどんな感じの光だ?」と理解する必要があります。

SNSへの写真投稿は沼だが記録として残すにはとても良い場所

SNSへの投稿は正直沼にハマるのでお勧めできません…が、割り切って使うのであれば実績掲載場所としてオススメです。

いわゆる「映える」写真
夏の花火は定番の映え写真

試しに撮る程度であれば良いのですが、SNSの映える写真を意識し始めてしまうと沼にハマってしまい、抜け出すのが大変になります。

上には上がいるので、この辺りの写真は「どうやったら撮れるか」を試す程度で納めておきましょう。

それよりも「自分が撮りたい(興味のある)写真」に集中しましょう。

最初は真似して練習、その後は自分の綺麗・良いと思う感覚が大切

最初は何でも真似をする所から始めることが大切です。…というか、完全オリジナルな撮影方法はほぼ皆無でしょうね…。

例えば基本的な水平垂直を整える、対象物にピントを合わせる…と言ったことから、逆光、半逆光、順光などの光の当たり方など、まずは真似をしてみる所からスタートします。

それらに慣れてきたなと思い始めてから、光の陰影、背景選び、構図などを練習しながら

自分自身が「良い!」と思えるものを探していくのが写真の楽しみ方としては健全です。

ちなみに私自身は紆余曲折、自己流で試していたのでおそらくだいぶ時間がかかった(かかってる)

こんなダークな写真が割と好きめ

副業したいならカメラ技術じゃなくてコミュニケーションが大切

カメラをやる上で「副業カメラマン」を考えた場合、重要なのはコミュニケーション能力です。
技術が必要な事は言うまでもありません。しかし、技術だけあってもビジネスにはならない、と言う事です…。

種類にもよるけどコミュ力は仕事上必須

残念な事実、多くの写真はスマホでも撮れる

残念ながら多くの写真はスマホで撮れてしまうのが現実です。

具体的に一眼カメラとスマホの違い、分かりますか??

正解は、センサーサイズです

光を感知するセンサー、昔のフィルムの部分ですね。一眼カメラはスマホのセンサーと比べると

参照元 https://www.sony.jp/camera-biz/knowledge/basic_knowledge02/

センサーサイズが大きいと、基本的には「暗い場所に強い(暗くても写りやすい)」と言う点です。

…と言う事は、明るい場所ではさほど変わらないって言う事かな?なので、日中の旅行の記念とかはスマホで手軽に撮影するのが良いのかなと思いますよ。

カメラは性能ではなくその人が行った場所や出会った人の思い出や感情を残す事が重要

カメラのスペック談義、やめときましょう!虚しくなります…!結局のところ、そのカメラで何を撮るのか?が大切です。目的が果たせれば良い訳です。

かっこいい写真、綺麗な写真、もちろん撮りたいですよね!分かります!(私もそう!)なのですが、今あなたに求められている事があるとしたらそれは何の写真ですか??

旅行であれば、旅先の綺麗な風景よりも、誰とどこで何をして、何を思ったのか…まで表現できたらもう言う事ないと思いませんか??

ポスターやウェブサイト用の写真、と言う事であればまた話は別になります。(広告ですし)
しかし、多くの場合に、カメラを手に入れた後に例えば子どもの写真なんかも「綺麗に撮る」事を意識してしまう事が多い様です。

まずは綺麗に撮るよりも、目的を果たす写真→いつどこで誰と何をしているのか…と言う事が分かる写真を撮る事を考えてみましょう。

夕方の公園でお母さんと

プロカメラマンは“失敗しない方法”を模索している

プロカメラマンとは、報酬を頂いてカメラで撮影を行う人と考えた時に、一体何を考えるのかと言うと【失敗しない方法】を探しています。

撮影場所、環境、設定、光など

様々なオーダーに対して柔軟に対応&ムラのないクオリティの提供。これはつまり【間違えないようにどうするか】という事を考える力が重要です。

プロのような写真、と言うのは実はあなたでもすぐに撮る事ができます。しかし、環境が変われば撮れません…と言うことになってしまいます。
なので、クライアントのオーダーに対する対応力の有無がプロかそうでないかの違いなのかなと勝手に考えています、

※偉そうに言ってますが私はまだまだ対応力を身に付ける必要があると常に感じてます…

最後に

カメラを始めたい方へと言う事でメッセージを書いてみました。迷ってるなら早くメルカリで安い一眼レフを購入しましょう。まずは撮ってみる、そこからあなたのカメラライフが始まります!
ぜひ写真というアートの世界に身を乗り出してみてくださいね。

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