いつか迎える日。
私ごとで恐縮ですが、令和3年4月13日のお昼に我が家の愛犬モモが息を引きとりました。
ちょうど1週間前に11歳の誕生日をお祝いしたばかりでした。
2日ほど前から呼吸が荒くなりしんどそうだったので仕事が終わり次第病院に連れて行こうと話していた当日にひとりぼっちの時に亡くなってしまいました。
午後1時過ぎに僕が家を出てから、妻が帰ってくる午後2時過ぎまでの間の出来事でした。
もともと心臓の弁に異常があり、血流が悪く心臓が肥大していたり
毎日犬用の療法食と4種類のクスリを服用していました。
これまで発作が起きることもしばしばありました。
発作が起きると苦しそうな声を出しながらバタッと気絶して失禁などしてしまうのですが、病院の先生いわく発作で一時的に気絶している状態になりますが、犬本人にはほとんど分からないようで発作がおさまるとキョトンとした顔で何事もなかったように起き上がります。
今回、亡くなった原因も心臓発作だと思われます。
自分でも気づかないうちに逝ってしまったのか。
もっと早く病院に連れていってあげれば良かったとか、最期にそばにいてあげれなかったことなど後悔は残ります。
珍しく朝ごはんを食べていなかったので今日は帰ったらいつもの療法食であるごはんとご褒美の缶詰を食べさせてあげようと思って家を出るときに頭を撫でたのが最期のお別れになるとは思いませんでした。
家を出ていく僕をみてモモはどんな気持ちだったのかな
大好きな妻の帰りをまだかまだかと待っていたのかな
と考えると胸が締めつけられる思いです。
過去をさかのぼってみると
モモとの初めての出会いは彼女(現在の妻)が飼っている犬としてでした。
大阪に住む彼女と兵庫に住む僕の家にモモは行ったり来たり、お泊りもしたり。
同棲を始めたと同時に僕と妻とモモの共同生活が始まりました。
車を持っていなくて、トリミングや動物病院まで片道30分以上も一緒に歩いて通ったり、フォトウェディングを一緒に撮ってもらったこともつい最近のことだったかのように思い出せます。
結婚して、2人の子どもに恵まれましたが、モモは1度も本気で噛んだことはなく甘噛みでじゃれたり、子どもに好き放題されても反撃することはありませんでした。
本当に優しくて食いしん坊で人懐っこい自慢の愛犬です。
妻とモモとの共同生活から、今では家族も増えて。
父、母、兄、弟、犬というのが僕たち家族のあり方でした。
そばにいることが当たり前だった存在が突然いなくなってしまったことに今はただただ悲しいです。
これまでの人生で何度かお別れを経験してきたし、これからの人生でも家族、友人、恩人とのお別れは必ずやってきます。
まだ小さな子供には理解出来ない部分もあるけど
モモといた証を残したくてこれまでの写真や動画を見返しながら、今の気持ちをこうしてnoteに書いています。
人生に出会いと別れは切っても離せないことなので、これまでの思い出を未来に繋げていきたいと思います。
モモありがとう。
これからもずっと一緒にいようね🐶
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