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ハコヅメ実写ドラマ化と人生     ~表現者とは何か~

ついにハコヅメ実写ドラマ化されました!
原作者が従姉妹(母の兄の娘さん)という漫画がまさかのこんな豪華キャストでドラマ化ということで、さすがに原作者インタビューなどもチェックしています。

原作者とは会ったことが無いどころか、母の兄の存在を知ったのが数年前で、それまでは母は一人っ子だと思って生きてきました。

(母が数年前入院した時に、「兄が迎えに来てくれている。」という話を聞き、母の兄の存在を知り、しかもまさかの同じ市内に住んでいました。
それまでは家族の縁を切られていたそうです。その時にハコヅメという漫画の話も聞きました。)

そんな、自分と縁があるんだか無いんだか分からないような関係の人だとしても、自分と近しい人がこのような華々しい舞台に立っていることを、誇らしくも羨ましくも思います。

そもそも高校三年生の時、毎日毎日自分の部屋で泣きながらあゆの曲を聞き、色々な人のラジオを聞き、なんとかかんとか自分の心を保っていた頃、自分が一番やりたかったことは、漫画家、小説家、歌手、ラジオパーソナリティー、などの、自分の知らない第三者の心に何かを残せるような、そんな存在になりたい、ということでした。
今の自分を救ってくれている、そんな人達と同じように、今の自分のような子に将来救いの手を差し伸べられるような存在になりたい、そう思っていました。

“自分の知らない第三者の心に何かを残せる”
全国の人が見るドラマ化、というのはまさにその最たるものでしょう。
おそらく原作者の先生からすればまさしく自分の知らない第三者であろう僕の心にも、確実に何かを残してくれています。

自分の周りにはすごい人がたくさんいる中、自分は本当に何もない、何もしていない人間であり続けてしまっていると常々思います。
そんな自分がハコヅメドラマ化に突き動かされて、人の心に何かを残せるようにnoteを書いた、という流れです。

自分の文章は結局は自分語りがほとんどで、だからこそ他者の心に届きにくい物だと思いつつ、想いは表現しないと誰にも届かない、という気持ちでこれを書き記しています。

誰かの心に小さな何かを残せますように。

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