【子育てエンタメ日記】〜成績が落ちる〜
〜成績が落ちる〜
成績が落ちる事は分かっている。
問題は、息子をどうやって立ち直させるかだ。
確かに一年生の時の成績は良かった。文句無しの成績を収めた。夏休み明けテストなんかは学年トップを獲った。まぐれだとしてもすごい事だった。
2年生になると頭の良い子や塾で頑張っている子の努力が結果に表れてくる。1年生の時のような成績は維持できないだろうなぁとは思っていた。
親としては、その時を想定しておかなければならない。その時が来てから、考えるようでは遅い。
そして、その時が来た。
数学が75点だった。
当然、順位も倍並みに下がる。
父親「何が原因か?分かっているのか?」
息子「問題数が多かったのと、確認の時間が取れなかった。それと計算ミスがあった」
父親「原因を把握しているんだったら対策を立ててやればいい。自分の弱い所が発見できたから、次に繋がるデータがとれたじゃん」
息子「弱さのデータかぁ、でもママにiPadのせいにされているから悔しい」
父親「結果を残せなかったから当然だよ。仕事と一緒だ。勉強にiPadを導入して結果を残せなかったんだから、それを認めたパパが悪いって、最終的には言われるんだ」
息子「パパが言われるのかい?」
父親「会社のような組織だったら、君の上司が言われるんだ。責任ってやつだ。」
息子「責任って厳しいなぁ」
父親「だから自分の行動を正解にする必要があるんだ。とにかく自分の行動に責任を持って努力するしかない。」
息子「正解にするって事は結果を出す事。その為には、、、」
父親「そうそう、逆算して考えたら簡単だ。今回だけじゃない、働いてからもこの繰り返しだからな。今のうちにクセ付けといてね」
子育てで、息子の現時点を見ていたら、怒って怒鳴りつけていただろう。
しかし、大事なのは社会に出てからだ。テストの結果なんて小さい事にしかすぎない。
本番は受験だし、そこまで、どういうプロセスを踏んでアプローチするかが鍵になる。
どうだ?
静かに諭すだけでも、やる気になったみたいだ。思春期やろうなんか操るのは簡単だ。
普段、iPadの使用制限を11時までにしているが、早速延長要求が来た。
しかも、延長の理由がメールで飛んできた。
どうやら勉強関係のようだ。
パパはスクリーンタイムで答えるだけだ。面倒くさいから細かく設定しないで、いっきに解除にするんだ。
自分の行動に対して理由を付ける事が少しずつできるようになったみたいだ。パパは訓練として少しずつジャブを入れていた。
ちなみに著名人の言葉を借りて、パパの口から言ったら、息子にとっては、パパの言葉になるみたいだ。おっ、これは全国のパパ達にオススメだ。#パパ頑張れ
2020.10.8
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