【子育てエンタメ日記】〜思春期にはリーダ的存在が必要〜
〜思春期にはリーダ的存在が必要〜
息子とママが衝突した。
仕事中に息子からこんなLINEが来た。
→もうママと口をきかない!
何事だ!?
今までも、似た物同士の衝突は何回かあったが、LINEで来たのは初めてだったのでびっくりした。
息子とのLINEはクローズドメッセージにしている。
ママでも見れるオープンメッセージはiMessageが補う形だ。一応、iPadは家族共有の物にしているからだ。
思春期の子供にとって、母親は本当にうざい存在だ。分かるよ、その気持ち。できれば話したくもないし、声をかけてほしくもない。極論ほっといてほしいのだ。
臨時休校中の課題が信じられない程、出されている。息子のペースだと追いつかないと判断したママが、横でごちゃごちゃ口を出した結果、衝突してしまった。
息子はカーテンを引きちぎり、壁紙をボリボリ剥ぎ取り大声を出して荒れ狂っていた。
せっかくやる気になって進めている課題を止められてしまったようだ。そのうざがる気持ちわかるよ。
こういう時は、仕事中だろうが何だろうが、家族のリーダーのパパが仲裁に入る。ママには電話をして状況を聞く。
息子には渾身のLINEを送る。そして、ストレスを吐かすように息子のいい分を聞き、夜に作戦会議をしようと約束する。
パパと名乗る人は、いつだって〝子供の味方〟でいる事が重要だと改めて思った。
その証拠に、息子からのホットラインがある。
人に言えない事や悩み等は、クローズドメッセージのLINEでホットラインを活用するように言っていた。
何かあったらこちらにどうぞ、というやつだ。
今のところ、しっかり機能している。正直良かった。
夜の作戦会議では、ママの想いを分析して伝えた。当然、息子の言い分も聞く。
心配性のママには息子を信じなさい!と言った。思春期は特に、あーだこーだ言わずに子供を信じる力が必要だと感じている。
いつの間にか、息子との作戦会議が家族会議に変わっていた。少しだけ家族の輪が戻ってきた。
母親とは口をきかない!と言った息子の言葉は、ここで終わりだ。
お互いに言いたい事を吐き出させる。最後まで吐き出させる。パパはとことん付き合う。
そして、今度は家族コンサルだ。
新しいルールを決めたり、やってはいけない事を確認し合う。よし、明日からこれで行こう!
息子「腹へったー」
慌てて、お茶漬けをすすめるが、なぜか今回は、のりたまだった。いつもの雰囲気になった。
そうそう、こんな感じだ。
たまにママに突っ込まれると、自分もまだまだだなぁと気づかされる。夫婦は不思議と補い合っているものだ。僕は家族のリーダーなんだと、ふと思った。そんな夜だった、、、
2020.5.11
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