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【子育てエンタメ日記】〜思春期の朝を狙え〜

〜思春期の朝を狙え〜

これは、あくまでも息子の話だ。
朝がとにかく弱い息子の話だ。
前の日に目覚まし時計をセットするまでに成長した息子のお話だ。

まず、翌日の目覚まし時計のセットを忘れる日がある。いつもの事だけどもう慣れた。

翌日の目覚まし時計をセットしても、1回じゃ起きない。誰でも当てはまる事だ。気にしない。

翌日の目覚まし時計をセットしても、目覚まし時計の素通りがある。3回に1回の割合だ。前の日に疲れて相当眠いんだろう。仕方がない。

素通りした目覚ましを止めるのは、隣の部屋で眠る母親だ。本当は母親に起こしてもらいたいんだろう。気持ちはわかる。

息子の場合、朝が弱いから朝から甘えてくる。
朝を鍛える意味でも、最初から母親を登場させずに、父親との二人の朝を演出している。
全て準備ができてから、母親を起こす順番にしている。おかげで、息子も父親もちょっぴり成長できたと実感している。#お母さん寝ていいよ

朝、母親と接する事ができるのは、わずか10分程度しかない。10分に制限してしまったのだ。そういう環境にしてしまったらどうなるんだろう?そんな疑問もあった。#子育て実験

すると、この10分に息子は甘えをぶち込んでくるではないか。これは強者だ。母親依存症か?まるで甘えん坊将軍だ。

将軍だから言葉は少々キツめに飛び交う。
「髪の毛やって!」「体温計とって!」
「早く!」「それ昨日言った!」
「うるさい!」「黙れ!」「走れば間に合う!」「箸がない!」「悪りぃ悪りぃ!」「肩もんで!」「痛い!」「強くやらないで!」「時間ないから!」「もういい!」

思春期ともなれば、こんなキツい言葉が親子で飛び交うのが現実だ。
しかし、よく見ると甘えてくるポイントがあるではないか!
「髪の毛やって!」
「肩もんで!」

ここだ!

母親はここを見逃してはいけない。
この甘えポイントこそが、甘えん坊将軍を攻略するポイントになるのだ。

髪の毛をとかしながら、今日は寝相が良かったみたいだね。とか
肩を揉みながら、しっかりした筋肉がついてきた。とか
試しに言ってみる事をオススメします。

この時、母親の言葉は息子にとって魔法の言葉に変換されている。確実に変換されている。なんだか自信につながる。気分が乗る不思議な言葉だ。#魔法の母言葉

思春期の子供を一発で仕留めるには、甘えてきた所に魔法の言葉をかけるんだ。
狙いを定めるんだ。
朝だ。朝がいい。
怒ったらだめだ。
穏やかに待ち構えるんだ。
絶対に伝わるよ。
例え思春期の子供でもイチコロだ。

2020.6.18

#だんなこ物語 #子育てエンタメ日記 #思春期子育て #子育てパパ #子育てにエンタメを取り入れている #西野亮廣エンタメ研究所 #魔法の言葉 #思春期の朝

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