【子育てエンタメ日記】〜思春期のコミュニケーション〜
〜思春期のコミュニケーション〜
学校が始まってからというものの、中学生はやはり忙しい。部活がある日には家に帰ってくるのは夕方の6時になる。
仕事が平日休みでも子供と遊ぶ時間なんてないのが現実だ。おかげで夫婦の時間がたっぷりできる。夫婦の仲が悪いとただの地獄だ。仲を保ててるとデートに変わる。
家に帰って来ても、お風呂に食事に勉強で子供と接する事なんかまるで無い。充実してて良いのだが、自然に子供との時間が無くなるので、何か他の方法でコミュニケーションを探る必要がある。
おっ!そういえば、この前自転車の鍵の部分を壊して帰って来てたなぁ。
これだ!時間の無い中学生に代わって自転車の修理してやろうと思った。
工作好きの息子なので、家の工具類を管理しているのは息子だ。変な家に違いないww
息子の部屋に入って工具を探す。
父親「修理するけどいいか?」
息子「時間ないから、やって!」
狙い通りだ。
修理はスムーズにすぐに出来た。
鍵の部分を外しただけだが、息子は自分で出来ないと思っていたので、喜ばれる事は確定していた。
ここで、親父は思う。
おそらく友達に修理の事を話すだろうから、写真を撮っとこう。ひょっとしたらSNSで発信しているかもしれないから写真をLINEで送ろう。
自分の時代では考えられないかもしれないが、令和の時代だ。友達とのコミュニケーションも考えて、一応写真を息子にLINEした。
息子はすぐに自分の部屋から降りて来た。
息子「どうやって修理したんだ?」
父親「ここと、ここをこうやって、、」
息子「何だ、意外に簡単だな」
父親「だろう、原因を把握して良く見れば大丈夫だ。ちなみに、人間も一緒だから!」
息子「そうなん?」
父親「まぁ、また、今度時間がある時、話すよ。先に課題を終わらせてね」
チャンスは一瞬だ。
次の会話に繋げるのも一瞬だ。
思春期のコミュニケーションを自転車の修理でもぎ取った親父であった。
2020.6.4
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