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3年間のボランティア活動を「マルシィ」を聴いてきゅんきゅんしながら振り返る。
この前CDTVを見ていて知った「マルシィ」
彼らの音楽は、なんていうか「ピュア」だ。
すこしスピッツに似ている。
聴いていると感傷的な気持ちになる。
今日3年間続けた点字図書館のボランティアをやめた。
娘が小学生になって家のことがバタバタしそうだったから、
今月を区切りに一旦終わりにした。
わたしは、大学時代に部活を途中でやめてから、
何かを続けることにコンプレックスを抱いてた。
心無い言葉を吐く友人に、辞めたら「辞めグセ」がつくよ。
と言われた言葉が刺さって抜けなかった。
部活をやめた後わたしは、仕事をやめたし、専門学校もやめた。
パートも続かなかった。
どれも、体調のせいで部活をやる前は
習い事など10年以上続けていたし、部活も学校もやめなかったけれど。
病気のせいだから仕方ないと思いながら、
自分には努力が足りないんじゃないかと自信を失っていた。
だから、自分でやろうと決めて
1から探して電話をして通い始めたボランティアを
ここまで続けられたことにひとつ達成感を感じている。
自分に合う環境で、
無理せず自分らしくを意識してやっていければ、
長く続けられる。
そう確信を持てた出来事だった。
点字図書館の雰囲気がすきだった。
わたしは、本の情報を集めることが好きだ。
人がどんな本に興味をもち読んでいるのか気になる。
作家名とタイトルに目を通すのも大好き。
そんなわたしに点字図書館の貸出と返却の作業は合っていた。
しかも、どれも手作業で行うから、
黙々と手を動かしている時間が結構好きだった。
いつか育児が一段落して時間が出来たら、
またやってみたいなとも思う。
ずっと家にいるのが嫌で、
何か社会の役に立ちたくて始めたボランティアだったけれど、
誰かのためが結局自分のためとなって跳ね返ってきた
いい経験になった。
今日はこの言葉にならない気持ちを音楽に重ねながら
しばらく感傷に浸りたいと思う。
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