
静けさを照らす温かさが感じられる映像作品たち🍁
秋になって情緒が動きやすくなる中、余裕がなくて見れなかった映像作品を見るようになりました。
高校生の時は毎週TSUTAYAに行って、1、2時間ぶらぶらと借りたい映画作品を選ぶのが楽しみでした。その頃はミステリーやサスペンスものを中心に見ていました。
大人になるにつれて長時間映画をみるのがしんどくなってきて、しばらく映像から離れていました。
ひさしぶりに「花束みたいな恋をした」を見て、やっぱり映画っていいなぁと思いました。
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まず1番は、楽に見れるところ。本だと活字を追わなければいけないけれど、映画だとリラックスした状態でイメージの世界に没入できるので、もしかしたらわたしは映像の方が本来は合っているのかも知れません。
昔と映像の見方が変わったところが、主人公のファッションや、住んでいる家のインテリアをよく見てしまいます。
あとは、セリフのテンポや間だったり、役者の佇まいだったり。昔はもっときれいな顔だなとか、声がいいなとか、ストーリーが面白いなとかそういうところを見ていたように思います。
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「花束みたいな恋をした」の次はずっと見てみたかった「かもめ食堂」を見ました。これは見たいけれどずっと温めていた映画というか、今ここのタイミングで見たかったので、見ました。
わたしが最近料理について考えていることのヒントが作中にたくさんあって、参考になりました。華やかで美味で見栄えする料理もステキだけれど基本は「素朴だけれど、優しくて温かい料理」を振る舞えるようになりたいです。
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そうして、今日映画ではないけれど、ずっと気になっていたドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」の初回を見ました。このドラマを見たいと思ったのは、主題歌を好きでよく聞いていたのと、このnoteでこのドラマについて語られていた方の記事を読んだことがきっかけでした。
ゼロの紙さんの書かれた記事がずっと胸に残っていて、いつかこのドラマを見てみたいと思っていたのでした。
さらに脚本を「花束みたいな恋をした」と同じ坂元裕二さんが務められているのを知ってこれは今すぐ見たいと思いました!
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見ての感想は「花束みたいな恋をした」の時も思いましたが、主人公の女性が凛としていてかっこいいです。あとは「大豆田とわ子と三人の元夫」は、全体的に「大人なドラマ」という感じで、静かでシックな雰囲気が漂っていて、役者さんも個性が強いというよりは、味があります。
1話見ただけでも、すごく満足感がありました。1本映画見た気分。
そして、松たか子さんに歌わせたら最強ですね。お風呂で歌のシーンがあるんですが、あれは何と言えば良いんだろう・・・。色気という生々しさではなく、清涼感という突き抜けて爽やかなものではなく。神秘的な雰囲気。
「松さんのお風呂シーンを見てしまった!」という開いてはいけない扉をひとつ開いてしまった感じです(笑)瑞々しさと優しさとミステリアスさの中で、松さんが歌うシーンは見ものです。
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そうして、見終わったらyamaの「くびったけ」が見たくなったので、そのMVで感情をしめました。(鍋のしめの雑炊みたいな感じです🍚)
話しが脱線するのですが、最近娘の影響で毎日「葬送のフリーレン」を見ています。また、そちらは記事に出来たらと思っているのですが、わたしは「静かな」物語が好きだなと気づきました。
もっというなら、「静かなんだけれど、優しくて情に厚い物語」です。
ガツガツしているのが苦手で。静かでさめざめとしていて、クールなんだけれど、それは優しさの裏返しでもあって。決して冷たい人間ではない。
最近そういった人物像が描かれた物語に救われます。
言葉数が少なくて、静寂や間を感じられるものが好きだなと思います。
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みなさんの好きな映像作品はなんですか?
好きな作品の共通点をみつけていくのも楽しいですよね♪
映像作品に関しては後追いして、時間差でハマっているので過去作品などおすすめあればぜひ教えてください(^^)!
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