愛してやまない日本の・・・
「ほくほく甘くて、美味しい〜!」
私が、愛してやまないもの。
それは、、、
「日本のさつまいもとかぼちゃ!」
「日本の」というところがポイント。
私は、昔、夫の赴任のため、
ヨーロッパに数年間、暮らしていたことがある。
それまで、暮らしたことがない初めての街。
環境も言葉も違うので、
日常生活に慣れるのも一苦労。
毎日のお料理に使う食材もその一つ。
数ヶ月は、目新しいもので、心躍っているが、
生活に慣れてくると、
だんだんと日本のものが恋しくなってくる。
そんな暮らしに慣れてきた頃、
スーパーで見つけたさつまいも!
さつまいもとかぼちゃのホクホク系が
大好きな私は、喜び勇んで、
さつまいもを購入して帰宅。
わくわく期待して、調理し、食べてみると、
「しょぼん、、、。」
がっくりと肩を落とした。
あの期待していたホクホク感がない!!
しかも、
なんだか中身が薄オレンジ色!!
それに、甘みも淡白な甘み。
「なんか、違う・・・。」
かぼちゃも同じくそう!
ヨーロッパや米国のかぼちゃは
ハロウィンの普及で、
見慣れた人も多いと思う。
写真のような感じのオレンジ色の
かぼちゃが主流。
美味しそうに見えるんだけど、
いや、
それなりに美味しいんだけど、
やっぱり、あの日本のホクホク感と
奥行きのある甘みがない。
ある日、そんな悩みを
私より長く現地に住んでいた
日本人の方に話したところ、
「タイ産のかぼちゃで、
〇〇スーパーに売ってるのがあって、
それは日本のかぼちゃに近いよ。」
と教えてもらった。
早速購入し、調理してみた。
確かに、近いけど、
やっぱり、ホクホク感と甘みが足りない・・・。
そうやって、いくつかある種類のいろいろな
さつまいもやかぼちゃを
すべて試してみたけれど、
やっぱり日本のホクホク感と甘みは、
ヨーロッパのそれらには、
期待できないと知り、
「ヨーロッパのものは、
水っぽくて、淡白なねっとり感。甘さも淡白。
日本のものは、
ホクホク感あり。奥深い甘さ。」
と、私の中の最終的な評価になった。
いくら嘆いていても仕方なかったので、
ヨーロッパに暮らしていたときは、
「カットしたものを塩、胡椒して、
お好みでハーブ、
オリーブオイルをかけてオーブン焼き」
「ポタージュスープにする」
など、できるだけ、
ヨーロッパのさつまいもとかぼちゃの
良さを生かしたレシピで、料理をしていた。
でも、
やっぱり、食べるたびに
日本のかぼちゃとさつまいもの
ホクホク感と甘みが恋しかった・・・。
それらを活かした
「かぼちゃの煮物」や、
「焼き芋」「スイートポテト」
など、無性に食べたくなる。
手に入れられない期間が長引くほど、
私の日本のさつまいもとかぼちゃへの
恋しさは、増すばかりだった。
そんな数年間を経験してから、
日本に本帰国。
その後、
さつまいもとかぼちゃのホクホク感と甘みが、
毎年味わえるのが、何よりも幸せになった。
そんなことをこんなに幸せに感じるなんて、
日本のさつまいもとかぼちゃは、
私の中で、
やっぱり愛してやまないものなのだ。
かぜの帽子さんの「#言葉の庭」 での
今月のお題。
「私が愛してやまない○○」で
書かせていただきました。
推しについて語ろうかとも思ったのですが、
ちょっと恥ずかしさもあり、うまく書けず。
一度、過去記事で、
推し声優さんについて語った時は、
生を拝見した後で、興奮してて、照れを上回って
書けたみたい😓
(こちらです↓)
ですので、今回は、
自分のnoteのテーマでもあるお料理の項目から
愛してやまないものを
ピックアップしてみました。
愛してやまないというと、
強い感情のイメージがあって、
いつもの「です・ます調」ではなくて、
「だ・である調」に
チャレンジしてみました。
愛してやまないものについて考えてみると、
自分の価値観や生きてきた人生も
掘り下げるものなんだなあと感じました。
かぜの帽子さん、
素敵なお題をありがとうございました♪
また、ここまで読んでくださった皆様、
最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました😊