いつまでたっても男子校(男漢)

初めまして。男漢(ダンカン)です。 20代ですが、頭の中は常に男子校のバカな男子です。 妄想や現実に起こった男子校男子話なんかを綴っていきます。

いつまでたっても男子校(男漢)

初めまして。男漢(ダンカン)です。 20代ですが、頭の中は常に男子校のバカな男子です。 妄想や現実に起こった男子校男子話なんかを綴っていきます。

最近の記事

# 1 「南ちゃん」という幻想を求めて。

幼馴染の真弓(仮名)とはいつも喧嘩ばかりしていた。 信仰を同じくする母親同士の仲が良かったので(僕の母親は熱心なキリスト教徒だった)、物心ついた時には側にいて、いわゆる一つの幼馴染という関係だった。しかし喧嘩友達といった方がしっくりくるほど、僕たちは会うたびに喧嘩していたのだ。 あるときはこうだった。 教会でいつものように母親同士が楽しげに談笑しているのを尻目にそれぞれ遊んでいたのだが、僕らのどちらかが傍らに停めてある自転車に小さな樹脂製の魚のキーホルダーが付いているの

    • いつまでたっても男子校。~プロローグ~

      初めまして。 僕はとある地方都市の、中高一貫の男子校出身の大学生、男漢(ダンカン)です。 中学一年の春、男子校に入学して驚きました。養護の先生(推定40歳)以外、女性の姿が本当に見当たらないんです。 ムッツリだった僕は「終わった」と思いながらも、どこか気楽さを覚えていました。 パンツ一丁で廊下を歩いても(先生に見つからなければ)気にならないし、みんなでレベルの低い下ネタを大声で話せるし、なんなら先生も下ネタに乗っかてくるしで、本当に楽しかった。 だけどやっぱりね、圧