パーソナルトレーナーという仕事
パーソナルトレーナーについて、私なりにまとめてみました。
だいたいこんな感じを覚えてスタートでしょうか。ジムスタッフの時点でだいたい覚えているとは思いますが、レベルと熟練度で差が出ます。
⑴知識
①解剖学
②生理学
③栄養学
④リスク管理
⑤ホスピタリティー
⑥他
⑵ 技術
①トレーニングテクニック(マシン、フリーウエイト、自重)
②コンディショニングテクニック
③カウンセリングテクニック
④メンタルチェック、ケアテクニック
⑤他
知識と技術は机の上で完璧を目指してもキリがありません。ある程度覚えたら現場でどんどん実践して失敗しないと身につきません。ある程度の資格認定を取得するか自分で納得したらとにかく場数を踏んだ方が成長は早いはずです。大事な事のほとんどはお客さんが教えてくれます。
ジム内のパーソナルトレーニング指導であれば⑴と⑵、そしてジム側との付き合い方、営業方法を覚えればなんとかなると思います。
自分でスタジオなどを作って指導する場合はこれに加えて、
⑶ 総合
①ロケーション
→通いやすい環境にその場所はあるか。
②空間デザイン
→パーソナル空間としてどれだけ満足感を与えられるか。
→照明、音楽、湿度、温度、清潔感、解放感。
③サービス
→トレーナーのトレーニング以外のサービス品質。
→トレーニングエリア以外の充実度、満足感。
④予約システム
→予約管理システムの徹底
⑤オリジナリティー
→ここに来る意味は何か
⑥会計へのストレス
→支払い手段(現金、カード、振込)を最小限のストレスで提案できているか。
など、書き出したらキリがありません。
全てはお客様に最高の時間を提供するために大事な準備が必要になります。
更に「合宿」「同行」なども仕事の許容に入れたい人は
①合宿先の指導場所確保
②タイムスケジュールの管理、段取り
③オールラウンドでの指導準備
などもっと引き出しを増やす必要があります。
なりたいトレーナー像は自分で決めれば良いと思いますが、いつどんな出会いがあるかも知れませんから「この人の力になりたい」と思う人と出会ったときになんでもできておくとトレーナーとしてカッコいいと思います。