独立を考える「情が邪魔をして辞められない。」

27歳接骨院勤務の男性から
「今後を考えたいけれど、お世話になった院長に背を向けにくい。」
という相談を受けました。

治療家の人だけではなく、エステやヨガ、ピラティススタジオなどで働いている人達にも、この手の悩みは多いのではないでしょうか。

しかし、これは我々の業界だけではありません。全ての業界で必ずある事です。飲食業、建築業、他の一般企業、政治家だって人は人を超えていかなければなりません。

悩んでいるのなら、1秒でも早く次のステージを考えて、段取りを練って、行動に移すべきです。

辛いし、言いにくいかも知れないけれど、お世話になった人達には一番先に自分の気持ちを正直に伝え、後でトラブルにならないように深く頭を下げて送り出してもらえるようにお願いしてみてください。一時的に迷惑をかける事になるかも知れませんが、それで潰れてしまうお店ならばそれは経営者の方の責任です。辞めた人の責任ではありません。

お店によっては段階的にシフトを減らしてくれて、協力してくれるところもあると思います。その時はこちらもなるべくお店に協力をしながら去っていけば良いと思います。感謝の気持ちを忘れずに辞めた後も事後報告や時々お土産を持って挨拶などに行くなどすれば自分の徳も更に上がって行くというものです。

逆にドロドロの大げんかにならなければ辞められないお店もあるかもしれませんが、そこはもうひたすら大きい声でお礼だけ言って去りましょう。決してぶつかってはいけません。長引くだけです。「損して得取れ」「金持ち喧嘩せず」と言いますがその通りだと思います。

何度でも言っていますが、人生はそんなに長くありません。
若くて勢いのある時間は気付いた時にはもう戻れません。


悩んだら自分を谷底に突き落とすつもりで自分を育ててあげましょう。

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