10代の頃はいつも服で悩んでいた。
自分を出すのが恥ずかしかったので、イタリア人みたいな服装はもってのほかだった。
今は私服はH&MかZaraかアルマーニ、スーツはポール・スミスを一着だけ。
腕時計はつけない。スマホがあれば十分だし、人と会うときは要件がない限りスマホを見ない。
私服は、全て無地の組み合わせで、色合いはモノクロを好んでいる。
若い頃は黒を好んでいたけれど、最近はもう少し柔らかさを演出しようと、グレーやベージュやブラウンなどを取り入れている。
パーカを着ている女性は好きだが、自分自身は20代になってからパーカを着ない。
代わりに着るのは、カジュアルなジャケットだった。
スーツを着ている人間は信用できない、というのが個人的な意見だったが、最近になって、様々な人間と出会うようになり、最も信用できない人間は、胡散臭い笑顔を浮かべた人間、数字を多用する人間、そして、そういう雰囲気しか出てない人間なのだということに気がついた。
欧州の公的機関の人間や上流階級と上記の連中を並べてみればその違いは歴然であり、最も大きな違い、わかりやすいポイントは、自信満々に人を批判する時に出る。
自己管理ができている人間は信用出来る。
言動に矛盾がないからだ。
というわけで、私がまともに話を聞くスーツは欧州の公的機関の連中あるいは上流階級だけだった。
なんの話をしていたんだっけ。
そうそう、私の服装だ。
私は、服で主張をするようなことは嫌いであり苦手としている。
シンプルはいい。
どこに行くにも馴染める。
とゆーわけで、皆様もシンプル教に入りませぬか?