半沢直樹にはもうなれない dangotv.jp
O坂K光局に提案していたインバウンド振興策を横取りされた上で切り捨てられた全沢(弾語TV)は、部下の林山とともに観光局に逆襲を誓うが、依頼主である局長の狩野からは全く相手にされず追い返されてしまう。そこで、企画を横取りされた仲間に逆襲への協力を試みるが…「もうコリゴリ」と拒絶され、八方塞がりに。一方、全沢たちを裏切りK光局に取り入った卑劣きわまりない蟻野だったが、希望していた営業ではなく、雑用ばかり言いつけられる不遇な毎日を過ごしていたが、新型コロナでK光局のインバウンド施策は白紙に戻り、今度は理不尽にもその責任を取らされようとしていた。蟻野は旧知の甘語のアドバイスにより、政府のGo Go イケイケキャンペーンと連動した国内観光客誘致企画でこの難局を乗り越えようとしていた。その企画の採択・ホワイトナイト役に名乗りを上げたのは、なんと旅行業界のカリスマ・奉仕野リゾットの社長、奉仕野であった。しかし、そこにはK光局の2代目局長となった味噌畑の新たな罠がしかけられていて…。
これは、私が5年前に経験した実話です(この後の顛末はまたの機会に譲るとして)。
大人気ドラマ「半沢直樹」には、荒唐無稽とも思えるほどの「悪」や「巨悪」が続々登場しますが、実際のビジネス界にもこの程度の「悪」や「巨悪」は存在します。私は、まさに「半沢直樹あるある」な気持ちでドラマを見ています。
「性善説」か「性悪説」か。あなたも、こういう質問をされたことがあるかもしれません。その質問に結論を申し上げるほどの立場にはないものの、これだけは言えると思っていることがあります。
それは「悪」あっての「善」。「善」あっての「悪」。すべて人の世の善悪は、所詮人間の営みが決めてきたであろうということです。つまり、世の中は「善」半分「悪」半分でできているかと。
実際、私は40年間もビジネスをしてきましたが、そのビジネスをして「与えよ、見返りを求めず与えよ」と教えてくれた人もいますし、「ビジネスは金の奪い合い、騙し合いだ」と教えてくれた人もいます。「ビジネスは弱者を何とかするために考えよ」というとそうかなとも思い、「ビジネスは強者を顧客にせよ」との鉄則もまた間違いではないかと。「顧客に貢献することがビジネスの基本」という教えを信じてその顧客のために突っ走ったら、その顧客が社会的「悪」であったこともあります。
いろいろな経験をして、久しぶりにフリーランスになりました。
半沢直樹のように「やられたらやり返す、倍返しだ!」と、真っ向勝負、戦いを挑むのはもうたくさんな気がしています。
できれば、やられないような人と、間違っても決してやられないように仕事を選んで行きたいとw
半沢直樹にはもうなれない全沢曲樹。私も、ちょっと歳をとりました。dangotv.jp で、弾き語りでもはじめようかなw
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