私の好きなところ


思ったよりバイトが早く上がれたのでひとつ投稿しようと思います。


大学生になって、時間やお金に余裕が出来たわけですが、中学生の頃から変わらず好きな場所があります。
それは、家から歩いて20分ほどの所にある土手です。
昼間も良いですが、夜の土手が最高です。
川が綺麗なわけでもなく、橋が立派なわけでもないのですが、この土手に着くと、いつもフワッと風が吹いて、スっと気持ちが落ち着いていくんですよね。

ここにもたくさんの思い出があるんです。

中学生の頃は、同じ部活だった子達と土手で写真を撮ったり、走り回ったりしていました。
部活のウィンブレと、ダサい学校のジャージで駆け回っていた頃が懐かしいです。
中学生ならではの、カメラに背を向けてジャンプする写真は、今も手元に残っています。
部活の仲間との思い出は、かけがえのないものだなぁと、しみじみ感じています。

高校生では、夏祭りの思い出があります。
高校の友達が、遠いのにわざわざ電車で遊びに来てくれて、大人になっても一緒に祭りに来ようと約束しました。
その子とは今でも定期的に会うほど仲良しです。
高校では、一生の友達を手に入れた気がします。
唯一、全員平等の公立高校入試で入ったメンツなので、馬が合う友達が多かったのかもしれませんね。
浴衣で人混みの中を歩くあの感じは、忘れられないです。暑いのに、祭りの盛り上がりでそれすらも忘れてしまうほど、心が踊っていました。
今では、コロナの影響で人混みの記憶すらも遠のいてるくらいですが、、

大学生では、一番思い出が沢山あります。
緊急事態宣言が初めて発令された頃、家にいる時間が長すぎて息が詰まりそうな思いだった時、地元の友達と一緒に土手を3時間ほど散歩して、一気にマスク焼けをしたのも懐かしいくらいです。

また、当時好きだった男の子と道でばったり会い、お喋りがてら散歩したのもこの土手でした。
夜の1時にコンビニ前で見かけた時のドキドキ、そのまま土手で朝日を見るまで話した時のドキドキ、雲が少なく、スッキリと晴れたのを、今でも鮮明に覚えています。
私が身につけていたハンディファンや、帽子を取られて取り返してをしていたあの頃は、可愛かったなぁと思います。
たまに体が近くなって、我に返る時は、体が火照るように熱かったです。

お酒を飲みすぎた後に酔いを覚ますのもこの土手です。
土手の斜面に座り、好きな音楽を流しながら遠くのビルの明かりを眺めるのが、とても気持ちいいんです。
クリープハイプを聴きながら景色をぼーっと眺めるのは、とても気分がいいのでオススメです。

初めてのタバコを吸ったのも、ここでした。
この時も酔っていましたが、友達が吸っていたタバコを1本貰い、恐る恐る吸ってみました。
もともとシーシャを吸っていたので、思ったよりも簡単に吸うことが出来ました。
嫌な感じもせず、ちょっといいなと思ったくらいです。
ただ、タバコを毎月沢山買っているとお金がなくなりそうだったので、ハマる前に吸うのをやめておきました。
大学生には痛い出費すぎます、笑

よく土手だけでここまで語れるなと思われた方もいるかもしれませんが、行ってみるとわかるかもしれません。
思ったよりもいい場所です。
期待せずにふらっと夜の土手に寄ってみたら、お気に入りの場所になるかもしれませんよ。

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