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車でコロラド行ってきたよ②デュランゴ編

デュランゴ(Durango)では、自然と温泉を楽しむのはもちろんのこと、蒸気機関車に乗るっていうのも素敵なプラン。

今まで乗ったことなかったけれど、今回は義父のダッド、ステップマザーのマドレのお誘いで、蒸気機関車に乗ることに!今回の旅は、夫のステップファミリーと現地集合で一緒に過ごす予定なので、みんなで機関車の旅!


デュランゴに到着後、温泉に行く前にテントを設置し、温泉後、夜は星空を堪能。夫はウイスキーで星空と夜の涼しさを味わっていましたが、夫の涼しいは私の寒い。早々に寝袋に潜って就寝。

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なぜか風が強くなった早朝、お腹弱々の私は、吹きつける風の寒さでお腹をこわし、ありったけの上着と、ユニクロで買った巻きスカートを巻きつけて、トイレと友達になったあと、テントを撤収し、機関車の出発駅にむかいました。

機関車はデュランゴとシルバートンという街を結んでいます。
昔は鉱山関係の仕事やみんなの足として活躍していたけれど、今はほぼ観光のために走ってる。途中、機関車の水を補給するために2箇所くらい停まるので、なんか知らん山の中の駅(?)からハイキングに行く人もいるらしい。夫も子供の頃ハイキングしたよって言っています。素敵なハイキングコースだよって。ただ、アメリカでみんなが言うハイキングって、山の中を6-7 時間歩いてもハイキングっていうから。。1週間くらいかけたらトレッキングになるかな?
付き合い初めの頃、散歩しようって言われて 3時間くらい近くの低山歩いたな。。。散歩の概念を覆されたよね。。。
さて、機関車の旅は約3時間。今、デュランゴとシルバートンは車で45分くらいで行ける道のりなので、のんびり優雅な旅です。

機関車にはいろいろなランクの座席があって、購入時に選べます。
窓のついている車両、窓無し車両、向かい合いの席がある車両。食事や飲み物が売ってる車両、食堂車などなどもあって、彩り豊か。私達はGondola っていう車両に乗りました。めちゃオススメ!窓がないので風をダイレクトにに受けて、川の音とか汽笛の音、機関車の煙の匂いもして五感で味わう機関車の良さ。

ダッドが用意してくれたチケットは完璧で、雄大な自然を横切る、蒸気機関車の先頭車両がバッチリ見える。

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雄大な景色を眼下に飲むビール、は車内で買えます。カクテルにジュースや軽食も買えます。写真も撮らなきゃだし、忙しい。川に水が流れてるのでアリゾナ組は興奮しきり。「川に綺麗な水ながれてるよー!」。見渡す限りの緑。そして間近に見える岩山。素晴らしい!


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どんどん進むと向こうにシルバートンの街並みが。
シルバートンは決して大きい街ではなく、かつては鉱山で発展していた山間の街で、デュランゴより高い場所にあります。

川の色が赤っぽいのは、山の上にパイオライト(黄鉄鉱)が沢山あって、それが雨で溶けて、含まれる硫黄が硫酸になり、鉄を溶かし、川に流れて、鉄が酸化して、錆色の川を作ってるから。自然の力の凄さ!美しい。
ま、ドヤ顔で説明してますけど、全部夫からの受け売りですね。

私達のとったチケットでは、到着して2時間半後に、帰りの機関車が出発になるので、お昼ご飯食べたり忙しかったですが、帰りは機関車に乗らないでバスで帰るコースもあったりするので、ゆっくり街を見て歩いても楽しい。
街は私から見たら、レトロなアメリカの映画を見ている感じで、散歩してるだけで世界に入り込めるし、お土産屋さんもあるのが楽しい。
アメリカに来て思ったのは、みんなが日本ほどお土産買うってことを重視してないなっていうこと。どちらかというと、お土産話をたくさん持って帰ったり、ポストカード買ってお手紙出したり。だからか、グランドキャニオン行っても、そんなにお土産屋さんとかない。多少は売ってるけど。お土産屋さんがない方が、景色がスッキリ楽しめるので好きですが、たまにはお土産探しも楽しい。そんなお土産屋さんが立ち並ぶ街。街並みは昔のまま、中身はお土産屋さん。買わなくても見てるだけで楽しい。そして店内は涼しい。

帰りの機関車では、川にある野生のビーバーの巣なんかを発見して、盛り上がり、ダッドと夫の鉱山と鉱石談義を聞いて、マドレとのおしゃべりに夢中になっているうちにデュランゴに到着。

ダッド達が借りているお家で顔を拭って気づいた、顔に黒いものがついていることに。機関車で身を乗り出して得たもの、それは煙突から出るススだった。。


これはキャンプ場から見る機関車↓
前回の旅は見てるだけだった。それでも満足できたけど、1度は乗ってみたかった。

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