障害者数の増加の内訳を見ると、景色が変わる
だんご院長です。
先日お邪魔した相談支援事業所の利用者さんが
450人いると聞いてビックリ(*_*)しました。
それに対して相談員は6名ということでしたから
単純計算で70名の障がい者の方と対応していることになります。
要支援・要介護認定された高齢者の場合、
ケアマネージャー1名で担当できる人数が決まっていたはずで、
確か30名くらいだったと記憶していますが、
障がい者の場合はそのような縛りは無いのでしょうか?
まぁー、それにしても恐ろしいほど凄い数です。
一口に障害と言いましても、
大きく分けて身体障害・知的障害・精神障害の3つがあります。
障がい者数は年々増加傾向にあり、
人数の内訳として多いのは身体障害、精神障害、知的障害の順となります。
内閣府による調査では、
2006年から2018年の12年間で
障がい者数が655.9万人→936.6万人と、
約300万人近く増加してると伝えています。
これは、国民の約8%が障害を抱えているということです。
これはこれで事実なのでしょうが、
その増加人数の内訳を見てみますと、ざっくりと、
身体障害プラス90万人、知的障害プラス60万人、
精神障害プラス160万人で
圧倒的に精神障害の伸びが多いです。
何でこんなに精神障害が増えるんだろう?と、いうことですが、
これは、2004年に施行された発達障害者支援法が関係していると
考えられます。
自閉症
アスペルガー症候群
うつ病、そううつ病などの気分障害
てんかん
高次脳機能障害とこれに類する脳機能障害で、その症状が低年齢に発現する発達障害
発達障害(自閉症、学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)等)
その他の精神疾患(ストレス関連障害等)
これらに該当する発達障害のある人の一部に対しても
精神障害者と同等の福祉が適用されるようになったという背景が
精神障害者の数の増加を後押ししているのは間違いないでしょう。
だんご治療院としましては、
身体障がいの方も増加傾向にありますので、
マッサージ治療を通じて
安定した毎日が過ごせるお手伝いをしていきます!!!
本日も最後まで読んでくださり憚りさんえ。