見出し画像

制度を維持するために65歳以上の高所得者は泣いてくれ

だんご院長です。
韓国ソウルの繁華街イテウォン(梨泰院)で起きた転倒事故は、
155人もの人が亡くなるという大惨事に。

明石市の歩道橋事故の群衆密度が1㎡あたり13~15人と言われてますから、今回はそれ以上だったんでしょう。
間違いなくギネス級。

報道ステーションでは超時間に渡ってこのニュースを伝えてましたが、
これもギネス級。
そこまで長い時間をかける必要ある?という思いが強くなって
30分経過したところでチャンネル変えました。

立ったまま圧迫されて亡くなった方もいたということを聞いて、
武蔵坊弁慶の立ち往生じゃあるまいし、壮絶すぎると思いました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。

さて、壮絶すぎる保険料シリーズも気がついたら3回目。
65歳以上が支払う介護保険料について大きなニュースになってます。

ビックリしたんですけど、介護保険料は
2000年に制度が開始されて20年間で2倍超になっているんです。が、
それでビビっている場合じゃないです!高齢者の数は今後も増えますから、
更なる引き上げは避けられない状態、しかも青天井で。

そこで、
厚生労働省は高所得者の保険料は引き上げるけど、
低所得者は下げる方向で見直す検討に入ったということなんですが、
続けて、2024年度からの実施を目指す。と書いてあったので、
「それ見直し検討じゃなくて、決定事項じゃん!」と思ってしまったのは
ボクだけではないでしょう。
ただ、高齢者の票は失いたくないので、
高所得者にはちょっと多めの負担をお願いしつつ、
低所得者には優しさアピールするという、何とも姑息です。

訪問マッサージを含めて、介護業界は国の制度ビジネスですから、
政策による制度変更が経営に与える影響っていうのはとても大きいんです。
やっぱり大切なのは、「どうなるか?」より「どうするか!」です。

ところで、こういう社会保障の問題って、
少子化がストップすれば全て解決する!と、ボクは思ってます。
だから、国としてどこにお金を使うべきかは一目瞭然なんですけどね。
少子化が問題になることは40年以上も前から分かっていながら、
その対策はほんと何もやってこなかったに等しいですから。
罪は重いですよ。

本日も最後まで読んでくださり憚りさんえ。

いいなと思ったら応援しよう!