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介護業界にもイケアがある

だんご院長です。
皆さんはイケアをご存知でしょうか?
そうです!スウェーデン発祥の家具屋さんです。

日本にも大型店、小型店、色々ありまして、
何度か神戸店に行ったことありますが、
とにかくバカデカくて圧倒されます。
ボクは、ショッピングというよりも、
店内にあるレストランでの食事を楽しみに行ってました。

広島にも出店すると話題になったので楽しみにしていましたが、
残念ながらその話しはなくなりました。
そもそも出店する気があったんだか無かったんだか、、、
そのイケアが介護業界にもあるよという話し。

言わずもがなですが、
医師及び看護師などの免許を有さない者による医⾏為は、
法律で禁⽌されています。
でも、医療的ケアは、医師及び看護師に限らず、
介護福祉士、認定特定⾏為業務従事者・医療的ケア児本⼈、保護者が、
実施することができます。

ここで医行為と医療的ケアを整理しておきます。

「医⾏為」とは、
「医師の医学的判断及び技術をもって⾏わなければ、⼈体に危害を及ぼし、⼜ は危害を及ぼすおそれのある⾏為を反復継続する意思をもって⾏うこと」
だそうですが、何だかまどろっこしい、極めて分かりにくい表現です。
一言で言うと、治療行為でいいと思います。


「医療的ケア」とは、
一般的に「病院などの医療機関以外の場所(学校や⾃宅など)で
⽇常的 に継続して⾏われる、喀痰(かくたん)吸引経管栄養
気管切開部の衛⽣管理、導尿、インスリン注射などの 医⾏為」と、
されています。

ちなみに、喀痰吸引は、
自力で痰を排出することができず呼吸困難になることを防ぐ為に、
吸引器などを用いて痰を取り除くことで、
経鼻経管栄養は、
口から食事を摂ることが難しい方や、誤嚥の危険性が高い方が
栄養を補給するために、チューブやカテーテルを通して、
胃や腸に直接栄養剤を注入することです。

医療的ケアは、
医師が行う治療行為ではなく、
介護職等が行う医療的な日常生活援助行為のことで、
主に介護や教育の現場で定着してきた言葉です。

勘が良い方はもうお分かりだと思いますが、
介護業界では、この医療的ケアをイケアと呼んでいます。

本日も最後まで読んでくださり憚りさんえ。

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