私は12月11日から生まれ変わるらしい

12月11日は私の誕生日だ。

ここに辿り着いた人はおめでとうの気持ちで「スキ」を押してほしい。

私は誕生日があまり好きではない。歳を重ねるからという理由ではなく注目されるからだ。誕生日会なんてものをすれば私に注目が集まる。ケーキと一緒に写真を撮ったり1年の抱負を言ったり。ケーキのロウソクに火がつき、ハッピーバースデーなんて歌われたらどんな顔をしていればいいのか分からない。ロウソクの火を消す私の口に注目が集まる。苦手だ。

でも、誕生日に「おめでとう」と言われるのは好きだ。むしろ「おめでとう」だけでいい。「あれ？誕生日この辺じゃなかった？」と思い出してもらえるだけでうれしい。サラッとした「おめでとう」でいいのだ。私は冬生まれ。それだけなんとなく覚えていてくれたらうれしい。

毎年、私は自分で誕生日だとは言わない。今は学校に通っているわけでも会社に勤めているわけでもないので、主張する場所はSNSに限られる。Xで「今日誕生日です！」といえば「おめでとう」と言ってくれる人はたくさんいる。でも言わない。多分私は自分に向けられた「おめでとう」になんて返していいのか分からないんだと思う。直接会って「おめでとう」と言われれば「ありがとう」と言い何か話せる。Xだと難しい。素敵な言葉をいっぱいもらってもその分のお返しがうまくできない気がするのだ。あと単純に私は人の誕生日をあまり覚えられない。私は祝ってもらったのに相手を祝っていない。そんな状況を避けたい気持ちもある。

だいぶタイトルから話が逸れてしまった。

私は以前占い師に「3年後から運気が変わる。今は耐える時期」と言われた。占いは基本的に誕生日を基点に1年を数える。つまり、今年の12月11日に私は生まれ変わる。らしい。

占いはあまり信じないがポジティブなことは積極的に信じていくタイプだ。きっとこれから良いことが待っているはずである。そうであってほしい。

ちなみに以前仕事の一環で何人かの占い師に鑑定をお願いしたことがあるが何も当たらなかった。3名の占い師が言っていたことをギュッとまとめると、現時点で私は年上の夫がいて子供が2人いることになる。

実際は彼氏すらいない。

どの占い師も統計学的な占術を使用していたので、私は外れ値なのかもしれない。霊感を使う占い師にだけ「彼氏ほしいと思っていないよね」と言われた。ほぼほぼ当たりである。まあ、彼氏がほしいかほしくないかの2択なので、霊感とか関係ない可能性の方が高い。

私が彼氏をほしいと純粋に思えない理由は下の記事の最後に書いてあるので、興味がある人は読んでほしい。

占いは参考程度。良いことだけを信じて私は進む。

今年も1つ歳を取った。年齢を重ねた分だけ自分は濃い人間になれているのだろうか。年齢を重ねて老けることよりも、年齢の割に薄っぺらいねと思われていないか不安になってきた。

とりあえず今日も新書を読もう。