習慣にすることが大事
月も1週間余りとなりました。
1月は「逃げる」と言われていますが、私の1月は、「あっという間」ではなく、濃縮ジュースのような「濃くて充実した毎日」でした。
使い始めて今年で11年目となった手帳も、フルに働いています。
今年は、毎日のページに、今年は稲盛和夫さんの言葉を書き写しています。
致知出版社の「一日一語シリーズ」は、以前にも、森信三先生、中村天風先生、吉田松陰先生の言葉を毎日書き写していました。
ページの左下に書き写すスペースを取って書いています。
本の中身は、短かったら3行程度、長くても十数行の短いメッセージが、365話収録されています。
一字一字丁寧に書いても、5分あまりで書けます。
毎朝、手帳の今日のページを開いて、心を落ち着けて一字一字書き写す。書き終わったら、書いた内容をもう一度読み直します。
メッセージから浮かんでくるイメージを描いてみたり、自分自身について振り返ってみたり、今日1日をどのように過ごすかを考えて見たり…。
書き写した内容を、どのようにでも活用することができます。
ただ、書き写しているわけではありません。目的を持ってこの作業を行っています。
以前は、致知出版社のFacebookページにある言葉を貼り付けていました。
毎日、著名な方の言葉に触れることも、刺激や気づきになりましたが、「書き写す」というひと手間を加えると、気づきが深まるような気がしています。
冒頭にある短い言葉を熟考することは、人と関わる際に、相手から発せられた言葉の奥にある気持ちや状況の理解にもつながっています。
瞑想して心を落ち着けるという方法もありますが、私には、一字一字を丁寧に書いていくことが、心を落ち着ける方法としてピッタリなのです。
インプットしたものをアウトプットすることを習慣化するのは大事ですが、どちらも時間がかかってしまっては習慣化できません。
短時間でも、目的を持って取り組めば、インプットとアウトプットになります。
私にとっては、手帳に記録することが、日々のインプットとアウトプットを習慣化です。
週間化したものを、さらに進化させていくと、楽しさが倍増します。
誰もがやっていることを、同じようにやっても誰の目にも止まりません。しかし、
誰もがやっていることを、誰もがやらないレベルでやると、その他大勢から抜け出せるのです。
たった一つのことでも、本気でとことんやってみることは、大事ですね。
10年毎日続けていたら、↑の内容が15分あまりでまとめられるようになりました。