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01.はじめに

私が大学を卒業して就職したのは物流会社でした。
そこで8年間、クレーム対応に明け暮れ、三度の飯より問題解決が大好きになりました。

短い期間でしたが、この会社で教えていただいたこと、経験したことは、今の仕事に大いに役立っています。この会社に入社しなければ、今の仕事に結びつかなかったと言っても過言ではありません。

しかし、会社勤務時代の私は、たくさんの方に迷惑をかけ、助けてもらってばかりのダメダメ社員でした。
要領が悪くて何をするにも時間がかかるし、注意力散漫なので人一倍ミスが多い!「やってはいけない!」と言われることほどやりたくなる。

そんなダメダメな私を根気よく育ててくれた上司や先輩には、言い尽くせないほど感謝しています。

私は30歳のときに会社を飛び出し、32歳の時に独立しました。私を育ててくださった先輩たちも、転職や定年退職でみんな会社を離れていきました。

いつか私が育った物流業界に何かご恩返しがしたいな~と思いながら気が付けば、もうすぐ60歳になろうとしていました。そこへ舞い込んだ、早朝アルバイトの話。

最初は繁忙期の1か月だけの約束で始めた仕事でしたが、
”こんな中途半端な状態では辞められない!”と思って長期契約に切り替えていただくことにしました。

そして、気が付けばもう4年近く働いています。もはやどっちが本業か副業かわからないほど楽しい仕事です。

「一人働き方改革」というタイトルにした理由は、この仕事を通して私が目指しているのが、

●これまで培ったスキルを全く異なる仕事に応用することへの挑戦
●時給1000円のパートスタッフでもできる改善
●働きやすい環境は人や会社に頼らず自分で創り出すもの

ということだからです。私はこの早朝アルバイトを通して、これらを一つ一つ実現してきました。そのことについて、これまでのことを思い出しながら少しずつ書いていきたいと思います。

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