再会・再会・再会
「今日も暑いですね」があいさつ代わりになっている毎日です。
昨日は、午後から小学校の先生方の研修会で、研修を担当させていただきました。
コロナ感染者が増えている中の研修会開催だったので、前日・当日のキャンセルも多いのではないかと心配していましたが、欠席はほとんどありませんでした。学校の先生方の研修会も、多くはオンラインになっているそうなので、久しぶりの対面研修を楽しみにしてくださっていたようでした。
研修会では、たくさんの再会がありました。
研修会の冒頭で、ごあいさつをしてくださった広島県教育委員会のS先生との再会。
◎人権とは全ての人々が持つ生存をゆるし幸せに営むために欠かせない権利
◎環境の変化に翻弄され誰もが不安に感じるのは当然のこと。しかし,だからといって、人を傷つけるようなことをしてはいけない。
◎児童一人一人が、自分の良さや可能性を信じること。そして、教師と児童が自分と他者を大切に思いながら信頼関係を深めていく。
これは、人権啓発を考える研修会の冒頭、S先生がお話された内容です。後に続く私の研修のテーマは「アサーション」。S先生のお話は、アサーションが大切にしている考え方と全く同じです。ですから、いつも、心強く感じながら、バトンを受けて研修を担当しています。
10月に広島県の教育センターで研修を担当することになったことをご報告すると、とても喜んでくださっていました。
研修会の企画・運営をされている皆さまとは2年ぶりの再会でした。
一緒に会場の準備を進めながら、最近の小学校の様子をお聞きすることができました。
市内中心部の小学校は、児童数が100名に満たない学校も増えてきています。
人数は少ないのですが、外国籍の児童がクラスの多数を占めていてクラス運営が大変だということもわかりました。アサーティブな関わりが難しい中で、私は今日、どんなことを皆さんにお届けしようか?を考える良いヒントをいただくことができました。
研修会が始まる前も、終わってからも久しぶりの再会で盛り上がりました。
中でも特に嬉しかった再会が2つありました。
一つは、高校時代、寄宿舎生活をしていて同じ部屋にもなったことがある後輩に再会できたことです。
もう一つは、次女の担任の先生との再会でした。
後輩とは、研修会が終わった後少し話す時間があったのですが、担任の先生には、お礼のごあいさつができませんでした。
そこで、今朝、小学校にごあいさつに行ってきました。
先生が今いらっしゃる小学校は、私が早朝アルバイトをしているセンターのすぐ裏にあるのです。昨日、そのことがわかってびっくりしました。
(もしかしたら、授業中に、私のデカい声が聞こえていたんじゃないだろうか??)
「昨日は、たくさん勉強させてもらったし、たくさん気づかせてもらって、本当に良かったです!
子どもたちに伝えることとしてではなくて、自分の在り方を見つめ直すことができたなぁ~って、今朝も考えていたんですよ。子どもたちに対して、傲慢になっていなかったかな?と思ったので、反省じゃなく検証しながら、もっともっといい関係を築いていきます!」
先生は、あの頃から全然変わっておられません。いつも、どんなことにも好奇心を持って楽しそうに受け止め、熱く語ってくださいます。私も次女も先生のそんなお人柄に惹かれているんだと思います。
少しやり取りをした後、次女からのリクエストで一緒に写真を撮り次女に送りました。
次女も、「先生、全然変わってないーーー。私も会いたいなーー」と喜んでくれました。(次は次女と小学校で待ち合わせて、先生にお会いしようと企て中です)
私は学校関係者ではありません。教員免許も持っていません。でも、気が付けば、もう20年近く学校の先生方の研修を担当させていただいています。
少しずつご縁が広がって、「教育現場を元気に!」という願いを、一緒に叶える先生方も、少しずつ増えています。
一昨日のブログに書いた校長先生、学校の後輩、次女の担任の先生…。これからも再会を繰り返しながら、大切なことを一緒に育んでいきたいと思っています。