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逢いたい人と心豊かな時間を共にする

一枚一枚にぎっしりコメントを書いた感想レポートを携えて、今日も島根の専門学校で講義を行ってきました。
担当している講義のテーマは「コミュニケーション論」です。

学生の皆さんが、学問としてではなく、思い思いに自分の関わり方、コミュニケーションの取り方、講義や実習への取り組み方を、自分の言葉で語ってくれているのが嬉しいし、今風に言うなら、尊い!

どんなに仕事が立て込んでいても、次の講義には、コメントを書いて返す
自分が決めたことだから 何があっても守り通す

講義を担当し始めて25年になりますが、次の講義までにコメントをぎっしり書いて感想レポートを返すことを、欠かさず続けてきました。

何気ないやりとりの連続ですが、私が一歩近づくことで、相手からも一歩 歩み寄ってもらえることがあります。
全員ではありませんが、このわずかなやり取りが、講義が終わっても細く長い交流に発展することがあります。

昨日は、大阪から遊びにきてくれた卒業生と再会しました。
大阪の企業さんが主宰されていた私塾で、私が講義を担当させていただいたのが出逢いです。

講義を担当したのは2回くらいだったと記憶しています。でもそのわずかな交流を大切に思ってくださって、彼の結婚式にも招待されました。

再会はそのとき以来でしたが、会うたびに成長や活躍ぶりが楽しみな方です。

短い時間でしたが。お互いの大切にしている考えや思いを共有し、夢や目標を語り合い、短かかったけれど、濃い時間を過ごすことができました。


実は昨日は、彼との嬉しい再会だけでなく、その後もあるプロジェクトのミーティング、そして大切な仕事仲間との対話と続き、幸せいっぱいな1日でした。
どの時間も、思いや考えを持ち寄って、新しい形を作り出したり、喜びを分かち合ったり、力がみなぎっていくのを感じました。

逢いたい人に逢う。
一緒に考えたい人と集う。

コロナ感染拡大を機に、オンライン化が進み、遠く離れた人とも画面越しに気軽に会えるようになりました。
オンラインも対面も、コミュニケーションの取り方がしっかり身に付いていれば対話に差が生じることはありません。
でも、誰彼なしにではないんです。
手軽だからオンラインで…ではないんです。

この人と逢うのなら、やりくりしてでも時間を作る。たとえ10分でも逢える時間を作る。
そんな思いで共有できた心豊かな時間でした。


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