見出し画像

16. 次女の仕事ぶり

私のアルバイトは、12月31日で終わりましたが、一緒に働いていた次女は長期契約のアルバイトだったので、年が明けても仕事に出ていました。
初出勤の日、家に帰ってせっせと何か書いていたので尋ねると、
「仕分けのルールが変わったから、書き直してる」とのこと。

画像1

片づけ上手なのは、誰に似たのかわかりませんが、こういうところは、私に似てるなぁ~と思います。
1カ月、一緒に仕事をしてみて、わが娘ながら、次女は、ホントに仕事の手際がいいなぁと思いました。

次女は、これまで、様々なアルバイトを経験しています。私が知る限りでは

・別の運送会社(ベース店)の深夜の仕分け作業
・回転寿司のお店のホールスタッフ
・事務機器の清掃作業
・子ども服販売会社のタグ付け作業
・予備校(美術)のデッサンモデル
・高校の非常勤講師(美術)  などなど

これらの仕事を通じて、自分なりに作業の目的はもちろん、手順やポイントを理解・把握することが大切だということを痛感したのだと思います。

しかし、(これはあくまで私の推測ですが)12月に来ていた女子大生たちは、〝誰でも出来る簡単な仕事だし、言われるままに仕事をして、時間がきたら帰る”という認識だったのではないかと思います。

〝人手が足りないから、来てもらえるだけでありがたい”と思われていましたから、ミスがあっても指摘されません。
あてにされてはいるけど、本当に頼りにされているわけではない。

それって、当人にとっても、一緒に働いている人にとっても、残念なことだと思います。

言うべきことをきちんと伝えるのは、とても大切なことです。
しかし、現場作業に従事する人は、コミュニケーションを取るのが得意ではない方が多いです。そういう方に、「もっとコミュニケーションをしっかりとってください」「注意しなきゃダメですよ」と要求しても、負担をかけてしまうだけかもしれないと思いました。

・たとえ短期でも、短時間でも、誰もがミスなく作業を行えるようにする
・コミュニケーションが得意でない人でも、負担をかけずに、伝えるべきことがきちんと伝えられるようにする

この2つの課題をクリアしなければ、どんなに素晴らしいルールを作っても現場で機能しないし、生産性は上がらないし、負担やストレスが増えるばかりだなと思いました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?