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まず慣れること
今日は、午前中、専門学校の講義で学生の方たちに提出してもらったレポートにコメントを書いていました。今年は前期から講義を担当しているので、教室でもレポートを介しても、みんなと打ち解けて対話を深めています。
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これを24年続けています
理学療法学科、作業療法学科、言語聴覚学科の合同クラスで、人数は50名。
午前の3時間で40枚のレポートにコメントを書き終えました。
かなり速いペースです終わりました。
学生の皆さんが書いてくださっている感想が短文で書いている量が少なくても、講義の中でのやり取りの様子や交わした言葉が浮かんできて、コメントしたいことが自然にスラスラ出てきます。
このレポートを通して対話させてもらっていることがありがたいです。
このレポートを介してのやり取りから、私自身が多くのことに気づき、学びを深めることができています。
特に大きな成果は、24年間、レポートを通したやり取りを行ってきたことが、拙書「3スプリットメモ術」に繋がったことです。
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【3スプリットメモ術 体験者の声】
◆大切なポイントと、それに対する自分の考えや思ったことを分けて書くと、頭の中が整理され、自分がどう対応すればよいかが、よくわかるようになりました。
◆普段気づいていてもなかなか伝えられないことを、事実と考えを整理して書くことで、質問がしやすくなりました。メモを活用することで、相手のことを知る以上に、自分自身を知ることが大事だと気づきました。
◆このメモを活用することで、「話を聞く」と「メモを取る」を同時進行させていくことに慣れてきました。ただ書くだけでなく、整理できているので次の行動に移りやすいです。
◆3つに分けて書くことで(この方の場合は「大切なポイント」「自分の考え」「後で聞くこと・調べること」)頭の中にあったことが整理できて、クリアな状態で講義を受講することができるようになりました。
◆自分が伝えたいこと(伝えたい内容や考え)を文章や口頭で伝えることがとても苦手でしたが、箇条書きで整理することで苦手の克服に繋がっています。
◆このメモの書き方は、大切なことと、それに対する自分の考えが一目でわかるので記録として残しておけば、振り返りもスムーズに行うことができています。
◆いつもやらなければいけないことが頭の片隅にあって、気忙しく思っていました。でも、あとでやればいいことを書き出しておいておくことで、目の前のことに集中できるようになりました。
◆家のこと、子どものこと、仕事のこと…。いつもやることで頭の中がいっぱいになって、抜けることも多く疲弊していました。書き出してみることで、頭の中が整理させ、気持ちがとても落ち着きました。書き出すってすごいですね。「頭は記憶には使わない」という言葉が心に響きました。
◆3つにわけるだけで、どこに何が書いてあるかがわかるので、メモが一気に見やすくなりました。
メモやノートの書き方にはいろいろなやり方があります。人それぞれ違っていいのです。
しかし、大切なことが一つあります。それは、書いたものがその後に活かされているか?です。
学生の皆さんに、レポートに感想を書くだけでなく、講義ノートも兼ねてもらうようにすると、一人一人のメモやノート取り方の傾向がわかるようになりました。
また、書く方は口頭での伝え方に連動します。対面でのやり取りについて助言を行うヒントが、このレポートをどのように活用して、何を書いてくださっているかを見ればたくさん見つかります。
ずいぶん前に読んだ本の中に「論理的思考レベル」についての説明がありました。
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・相手に伝わるように話すためには、単に話し方のテクニックを習得するだけでは不十分。
・日頃から、読んだり、聞いたり、見たりしたことを常に活用できるように加工し記録しておくこと。
・そして、それをもとに、第三者に分かるように書くこと。
・相手に伝わる話し方は、その土台の上に成り立っている。
ということでした。
何の本に書いてあったのか、30年近く前のことですから、すっかり忘れてしまいました。しかし、その時に読んだこの内容をチャートにまとめてからは、収集した情報をノートに加工しながらまとめていきました。30年でまとめたノートの一部が↓です。
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![](https://assets.st-note.com/img/1698148480156-icw7V5qqSC.jpg?width=1200)
このノートの1冊1冊に何をどのようにまとめたのかは覚えていませんし、情報は鮮度が命ですから使い物にならない内容もたくさんあると思います。
しかし、入手した情報をわかりやすくまとめることを30年間続けてきたおかげで、
資料や提案書、マニュアル作成がスムーズに行えるようになりましたし、
ブログを書いたりSNS、感想レポートのコメントがスピーディに出来るようになりました。
基本的なことを体系的に学んだわけではありません。いつも私は「習うより慣れる」です。やり方を教えてもらって、勢いで始めてみたものの、なかなか続かない。
教えてもらっても、着手に至らないのは、この「慣れるためのトレニング」が不足しているのだと思います。
これまでSNSをやったことがない人が、いきなり毎日、テーマを決めてブログを書き続けるのは難しいと思います。
自分の考えや思いを自分の言葉で伝えられるようになりたい!と思ったら、日々のメールの返信や、SNSで他の人の投稿にコメントしてみるなど発信の機会をたくさん持つことです。
大切なのは、習うより慣れろ。慣れるための場をみつけて愚直に取り組みつづければ、大体のことは出来るようになります。