wantの前にcan(1)
新しいことを始める時、「〇〇をやりたい」」「〇〇になりたい」とこれからのありたい姿を思い描きます。そして、その目標がきまったら、それを行うために、それになるために必要なことは何か?やりたいこと、なりたいものに直結するノウハウやスキルを得ようとします。
また、やりたいことや、なりたいものを取り巻く環境を知るため、積極的に情報収集を行います。
人は明確な目標を持ったり、目に見える欲しいものがそこにあると、夢中で取り組めるし、行動がイキイキし、目の輝きが変わります。
でも、全く初めてで何にも実績もないし、
スキルがすぐに身につくわけでもないし、
次々に目新しいもの、必要そうなものが出てくるし、
すでに活躍している人と自分を比較して、焦りや不安も感じるようになることがあります。
やりたいことや、なりたいものを生業にし、報酬や次の仕事を得るために頑張っているけれど、そのために、お金と時間と労力を注ぎ込んでも、大きくなるのは不安と焦りと負担感。
ひとりで取り組んでいると、その焦りや不安がますます大きくなるから、仲間を求めて集う。
共感してくれる仲間の存在はとてもありがたいし、励みにもなります。でも、それで不安や焦りが消えるかというとそうではありません。
「〇〇になりたい」「〇〇がやりたい」という明確な目標を持つことは大切なことです。
その目標に向かって、湧き上がってくる不安や焦りを拭いながら突き進んでいくために、もう一つ大切なことがあります。
それは、
「私は、何ができて、何ができないかをしっかり見極めること」です。