時間は命と同じ
おはようございます。今日は終日企業さんの研修です。
緊急事態宣言が解除され、電車やバスの混雑や、道路の渋滞が半端ないので、早めに家を出ました。
私は、仕事や関わりを通して、緩やかでも少しずつ進化していきたいなと思っています。
一度の学びで、全てのことが理解できるわけでも、実践できるわけでもありません。
人一倍、要領も覚えも悪いので、時間がかかります。だから、まず必要な時間を捻出して、じっくり取り組むことを大切にしています。
プロフェッショナルとは、自分の持っている知識やスキルを、ベストな状態で提供できること。経験の差により、クオリティにも差がありますが、相手が望んでいることに、最善を尽くして応えているかどうか?
提供したことに、金額の差はあってもお金をいただいていることを、忘れてはいけません。
少しでも活躍の場を広げたいと思って、ちょっとかじった程度のことを、できると思い込んで「出来ます!」と言ってみたり、自分が経験したことだから「わかる」と思い込んで何の整理も検証もせずに、自分の得意分野に掲げるようなことはしていません。
何が出来るかより、どのような考えや姿勢を大切にしているか?
それが発言や行動に表れます。
それを腹落ちするまで理解して、自分自身を鍛え続けていかなければ、誰の目にも止まらないし、仕事の機会は巡ってきません。
また、本当にその仕事がしたいと思うなら、それがどのようなものなのか、とことん調べて全貌を明らかにします。中途半端な知識や思い込みで捉えていたら、その時点で本質を捉えていないわけですから、やっていることがどんどんズレていきます。それでは自分の目標を達成することも、望む成果を得ることもできません。
これを学んだら、この資格を取得したら、こんなことができる。こんなステージで活躍できる。という言葉は間違いではありません。しかし、それは、その学びや資格取得をスタートと捉え、自分が、定めた目標や望むステージでの活躍のために、試行錯誤や失敗を繰り返しながら実践し続けた先にあるものです。
私はその一つひとつを30年かけて大切にしてきましたし、実践し続けてきました。
ほんの少しのやり取りでも、相手が何を大切にしている、疎かにしているかが、伝わってきます。本当に大切にしなければいけないことを、疎かにされるととてもガッカリします。
その人が、本気度が本物ならそうではないと思うことは、指摘することもあります。
何事も、中途半端にしたくないです。
有耶無耶にしてやり過ごすなんて時間の使い方はしたくない。
時間は命と同じなのですから。