紙切れ1枚だけ渡されて仕事がスタート
2018年3月19日
前日は23時に東京から帰宅して、ちょっと寝不足気味でしたが、5時半には起きて配送センターに出勤しました。(と言っても徒歩1分)
事前に「年末の繁忙期と今とでは、作業のやり方が変わっているよ」と、次女から聞かされていました。次女は就職が決まっていたので、私が働き始める少し前に配送センターを辞めていましたが、私のことを気遣って、短期アルバイトと長期アルバイトの違いや、仕事の様子をいろいろ教えてくれていました。
タイムカードを押して、スタッフの方に声をかけながら現場に入ると、リーダーのキムラさんから、配送エリアの一覧表を渡されました。
12月に働いていたときと同じように、何も教えてもらえず、紙を1枚渡されただけでした。
12月に比べると荷物の量はかなり減っていましたが、曜日や時間によって仕分けする内容が変わるし、「例外」も多いので、判別にかなり時間がかかり、他のスタッフの方にいちいち聞かないと作業ができない状態でした。
未経験者ではないけれど、表示(配達エリアが書いてあるカード)がひとつもなく、誰も使った道具を元の場所に戻さないので、「◎◎が見つかりません」「●●はどこにあるんですか?」「このボックスにはどこ行きの荷物を入れればいいんですか?」と、いちいち聞かなければ作業が進みませんでした。
他の3人はベテランなので、そんな表示がなくても仕分けられるんだろうけど、全くわからない者にとっては、表示がないと仕分けに時間がかかるし、仕分け間違いも発生してしまいます。
また、リーダーの木村さん、野田さん、岡村さんの3人(男性)は、仕事には慣れているけど3人とも自分のやりたいように仕事をすすめていて、ムダな動きが多くて、しょっちゅうテンパっていました。
普通の人なら、「こんな劣悪なところで働けない!」と思うような状態。採用しても、みんなすぐに辞めてしまう理由がわかりました。
しかし、悪条件が重なれば重なるほど、私はますますやる気に拍車がかかるのです。何と言っても私のキャッチフレーズは、「三度の飯より問題解決」なのですから…。
まず、私がやらなければいけないことは、この複雑な仕分けを頭に叩き込んで、「誤仕分けゼロ」を目指すこと!と決めました。
そして、初日の仕事を終え、帰宅してすぐに仕分け早見表を作成しました。
毎日何度も見て確認するものなので、破れないように、そして確認しやすいようにカード式にしてみました。(これが今現在もとても役に立っている)
せっせとこの作業をしている様子を見ていた次女が、「徹底的にやるんじゃね。私は今までいろんなアルバイトをしてきたけど、この仕事って、誰でも簡単にできるものじゃないと思うんよね」
と言いました。
やっぱりそうだよね!誰でも簡単に出来る仕事じゃない!私もそう思っていたから、次女に言われて確信が持てました。
「12月に働いていたことはリセットして、1日も早く戦力になろう!」と決意した初日でした。