忘れられない曲
今日は、講師仲間の「こもりん」こと、湖森章月(こもりあきと)さんと、インスタライブをしました。
1月30日が本番のライブで、そのリハーサルを兼ねてのライブ。
内容は決めていなかったのですが、先日、こもりんが初めて浜田省吾のライブを観に行ったので、音楽ネタを中心にゆる~く二人でおしゃべりしよう!ということになりました。
視聴してくださった方からも推しのアーティストをについて聴かせてもらったのですが、メロディが好き、歌詞が好き、アーティストの生き方が好き…と人それぞれだな~って思いました。
ライブの中でも話したのですが、私が浜田省吾に出逢ったのは、1976年11月15日。広島大学の学園祭。
ソロデビューしたばかりで、中島みゆきの前座で来ていました。
広島大学を受験したんだけど入れなかったのが、悔しかったみたいで、広大の学生にケンカ売ってるのか?というくらい尖がったMCでした。
”この人誰?早く中島みゆきのライブが観たいのに!”って思いながらそのMCを聞いていたのですが、演奏が始まると歌に心を奪われてしまって、中島みゆきなんてどうでもよくなったほどです。
演奏した曲は
愛のかけひき
ラストダンス
DANCE WITH ME(和田アキ子に提供した曲)
遠くへ
路地裏の少年
中でも、印象に残ったのが「遠くへ」でした。
大好きだったバスケットボールだったけど、
練習に行っても、練習試合のメンバーに入れてもらえず、球拾いばかり。
後輩がどんどん上手くなって私を追い抜いていくのも辛くて、これからどうしようか?と悩んでいた頃だった。
星がひとつ、空から降りてきて
あなたの道を照らすのよと
話してくれた きっとそうだね
いつまでたっても石ころじゃないさ
この歌詞を泣きながら聴いて、ライブを観た翌日、退部届を出しました。
そのあと卒業するまで、チームメイトから裏切り者よばわりされ、チームメイトだけではなく、監督からもコーチからも無視され、球拾いしている方がまだよかったかもしれない…と思ったこともありました。
でも、自分が決めたことだから、こんな惨めな挫折は二度と味わいたくない
これからは、どんなことも最後までやり抜く!と心に誓いました。
だから私にとって忘れられない大切な曲なのです。
「遠くへ」のアレンジは、私が知っている限りでは3パターンあります。
1つ目は、ソロデビューの頃のスローなバージョン(1976年)
2つ目は、翌年から始まったKAWAIマンスリーコンサートで聴いたアップテンポなバージョン(1977年)
そして3つ目は、アルバムに「J・BOY」に収録されたスローなバージョン(1986年)
私が一番好きなのは、一番最初に聴いたスローバージョンです。