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対話を通しての学び

今日で5月が終わりますね。この1か月は研修も調査も落ち着いていたので、友人やお会いして話したかった方と、対話を深めることができました。

毎月行っている勉強会はもちろん、じっくり話したい方、話を聴いてみたい方と、密度の濃い対話の時間を持つことで、心が満たされました。
「会話」と「対話」は似ているようで違います。

「会話」とは日常のあいさつや何気ないやりとり。情報共有や伝達、指示を与える際のことばかけで、一定のやり取りで終わります。
「対話」は、楽しい、悲しい、ワクワクする、イライラするなどの感情を含んだやり取りを通して、話題を深めるとともにお互いに気づきを引き出し合うこと。
そして、それがお互いのモチベーションアップにつながっていくものです。特にテーマを決めなくても、話題を広げられたり深められるのは、この対話力が高いということを意味しています。
対話を深めるために大切なのは、そこが、安心・安全の場であること。しかし、それは「安心・安全の場にしましょう」と言ってみんなで意識するものではなく、お互いが意識しなくても作り出せる雰囲気やスタンスを持っているから、そこが安心・安全な場だと感じられるのです。

対話を深めるために大切なのは、「問い」と「肯定」。問いを用いて肯定していくこと。
考えていることや思っていることが違ってもいいのです。違って当然なのです。でも、問うことで違いが明確になるから肯定できるのです。
決して”そんな考え受け入れられない!””ちょっとよくわからないんだけど”と言う思いを、表情だけで表現していないし、一歩踏み込んだ質問は、言葉を選びながら「教えてほしい」と言うスタンスで聴いて共有しあえる。

カウンセリングも、コーチングも、NLPも、アサーションも、それを取り立てて持ち出して議論しなくても、集った誰もが自然に実践できているから心地いい。
そうなれば、ZOOMだ、対面だということは関係なくなります。

対話することが楽しくて仕方ない!という場をお互いの力で創り出している。そんな仲間や師匠の存在と一緒に過ごす時間は私の宝物です。
その中で「とりわけ考え方や大切にしていることが同じ」ということで生じる空気感、一体感は一層パワー充填となりました。

明日から6月。大好きなアジサイを愛でながらパワー全開で取り組みます。

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