日々、小さな発見や感動を紡ぐ
まだまだ夏のように暑いのに、街は、ハロウィンの飾り付けが増えてきました。
12年前から使い続けているほぼ日手帳。
毎日、著名人の言葉を書き写しています。
今年の手帳に、毎朝書き写しているのは、敬愛する教育家 森信三先生の言葉です。
難しい言葉や表現があるので、丸ごと書き写すのではなく、自分の言葉に変えながらページに一字一字刻んでいます。
その日の言葉は、不思議と、今考えていることと重なり、ハッとします。
今日の言葉は、仕事のコツは何か?という内容でした。
今日の言葉は、仕事のコツは何か?という内容でした。
自分がやるべき仕事の意味を良く知り、意義の大きさを理解したら、少しの隙間もおかずに着々と取り組み仕上げていくことが、充実した生活を送る秘訣である。
まさに、そう!
手放しで変化に富んだ毎日が舞い込んでくるわけではなく、すぐに、大きな成果に直結する仕事や、高い評価が得られるわけではありません。
でも、周りにそういう人がいると、私もそうしなければいけないんじゃないかと、不安や焦りに襲われることがあります。
だから、目に見えるわかりやすいものに飛びついて、必死で自分のモノにしようと取り組む。
それ自体は素晴らしいこと。自分自身の可能性を広げるために、夢中で取り組むことで得られるものがたくさんあります。
しかし、何かを得た時点では、ゴールではなく、やっとスタート地点に立てたということ。
そこから先は誰も導いてくれない。
得たものをどのように活用するかは、自分が考えること。待っていても、誰も手を差し伸べてくれない。
得体の知れない不安や焦りを払拭するために、私は、何気ない出来事や日々の当たり前の様子に目をとめて、小さな発見、小さな感動を紡いでいます。
プライベートで起こる出来事も、仕事に支障が出るものとして捉えるのではなく、私を鍛えてくれるチャンスと考え、正面から向き合ってできるこてを増やしてきました。
たくさんの高度な知識やスキルを得ながら進化し続けるのも大切なこと。でも、取り残されないためにやるものではないと、私は思っています。
それがトレンドで主流であるなら、やりたい人がやればいい。
自分の残りの人生で、何をやって、何はやらないか?その取捨選択を1番に考えています。
どんな仕事でも、相談でも、その意味や意義を考えながら、全力で関わらせていただき、組織や人の可能性を広げるお手伝いができたら嬉しいし、それが私の幸せです。
日常の当たり前の様子や何気ない出来事を通して、小さな発見、小さな感動を覚え、心を躍らせることが、人の支援に携わる者にとって大切なことだと、私は考えています。
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