見出し画像

7年前の災害に近い状況

前線が停滞したままで、昨日からずっと雨が降り続いています。

広島県には昨日から大雨警報が発令されていて、時間とともに警戒レベルが上がってきました。
激しくなくても、ずっと降り続くと土砂崩れ、河川の氾濫につながっていくので、「これくらいの雨なら大丈夫」と決して過信してはいけないのです。

今日は広島市内中心部で銀行の店舗改善指導の予定でしたが、天気概況と警戒レベルを見て、延期することにしました。

こんな雨の降り方を見ていると、7年前の土砂災害のことを思い出します。

真夜中に初めて体験した「線状降水帯」。
一晩中激しい雨が降り続き、落雷が同時に起こり、眠れない夜を過ごしました。
私の家は、河川から離れているので、水害に遭うことはありません。少し気がかりなのは、この斜面。崩れることはないと思いますが、このさらに上にある団地が崩れたらひとたまりもないだろうなと、雨のたびに思っています。

7年前の災害以来、少しの雨でも警報が発令され、避難場所が開設されるようになりました。
ただ、坂をいくつも越えた山の上に避難場所があるので、そこに行くまでがとっても危険なので、躊躇してしまいます。

7年前の土砂災害は、130か所あまりの土砂崩れが起こりました。

画像1

この写真は、一番被害の大きかった広島市安佐南区です。しかし、あまりニュースで報じられませんでしたが、私の近所の河川も氾濫し大きな被害がありました。

画像2

とにかく河川には近づかないことです。

一昨日から、私の実家のある安芸高田市は特別警報が発令されていました。
妹が実家を受け継いで住んでいて、心配で連絡するも返信なし。
今朝、やっとLINEに連絡が入りました。

画像3

大雨と河川の増水が重なって、国道が冠水していました。
お昼のニュースでは総合病院が冠水して救急対応ができなくなっていると報じられていました。
妹は市の職員なので、一昨日から庁舎に泊まり込んで寝てないらしい(T-T)市役所に隣接している体育館が避難場所になっているので、その対応に追われているのだと思います。今日も徹夜だと話していました。
週末にお墓参りに行こうと思っていましたが、この様子だと、お墓も冠水しているかもしれません。
7年前の土砂災害は8月20日に起こりました。そしてさらに大規模な災害が、3年前にも起きています。西日本豪雨災害です。
昔は、大雨の被害は何十年かに1回起きる程度でしたが、今はその間隔が短くなっているだけでなく、全国各地、いたるところで毎年のように起きています。

しばらく雨が続きます。皆様もどうぞくれぐれも気をつけてお過ごしください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?