ヘビロテで使っているメモと筆記具
昨年の12月29日に、講師仲間のこもりんこと、湖森章月さんとZOOMのセミナーを開催しました。
セミナーは、「2024年をわたし力アップの1年にしよう!」というテーマで、2023年を振り返り、2024年をどのように過ごして、わたし力アップにつなげたいか?について、参加された皆様と一緒に考える時間を持ちました。
セミナーや講座を積極的に受講する方は、対面でもオンラインでも、積極的にメモを取りながら受講してくださっています。
一字一句聞き漏らさずに一生懸命メモを取られている様子は、講師にとっては励みになることです。
しかし、学ぶ上で一番大切なのは内容を書き取ることではありません。学んだ内容がしっかり理解するとともに、その中の何を、何のために、どのように活かすか?を明確にすることが大事です。
何ページにもわたって、内容をぎっしり書いても、そこで終わっては何のために学ぶのかわかりません。
私は、講師が話している内容をそのまま書き取るのではなく、自分の言葉に言い換えたり、自分自身の気づきや考えをメモしながら受講するようにしています。
打合せのときもそうです。お客様のお話だけを聞いて書くだけでは、助言や提案につながりません。
メモは書いて終わりではなく、書いた内容を活用するためのものなのです。だから、私はメモを「情報の一時保管場所」と捉えています。
セミナーでは、メモの取り方や活用のしかたについてお話しするとともに、私が使っているメモ帳と筆記具についてご紹介しました。
1.愛用しているメモ帳…Rollbahnポケット付きメモ/DEFONICS
Rollbahnのポケット付きメモは、メモやノートを取ることが好きな方なら良くご存じだと思います。
これまで、いろんなメーカーさんのリングノートを使ってきましたが、現在使っているのは、Rollbahnのノートだけです。
気に入っている理由は…
①方眼になっているので、自由に書ける
②紙質が良くて、滑らかに書ける
③ミシン目がついていてきれいに切り離せる
④リングの部分がしっかりしている
⑤後ろに透明なポケットがついているので、切り離したページなどを入れておける
大きさはさまざまあります
この中で、私が使っているのは、B6サイズのメモ帳です。
メモ帳は、小さすぎても書き切れないし、大きすぎても書きすぎてしまいます。メモするにはB6サイズがちょうどいいのです。
そして、書いたものは、資料を作成したり、電話やメールで対応が終わると役目を果たすので切り離しています。ですから、使えば使うほどメモ帳はページが減っていくことになります。
2.愛用している筆記具
私は、1日の大半を手書きでなにかを書いているので、書きやすくて使いやすい筆記具は欠かせません。
特に、専門学校の講義を行っているときは、毎回提出してもらっている感想レポートにコメントを書いて返していますから、書く作業と時間が圧倒的に増えます。
今、特に良く使っているボールペンと万年筆は↓の3種類です。
こんな感じで、約50人の学生さんたちと年間16回のやり取りを行っています。
今、特に良く使っているボールペンと万年筆は↓の3種類です。
①JETSTREAM×Karimoku (三菱鉛筆)
②ピタン(ZEBRA)
③cross(万年筆)
①JET STREAM(三菱鉛筆)
JETSTREAMは、多くの方に長年愛用されている人気のボールペンです。
「クセになる滑らかな書き味」がコンセプトになっているだけに、紙面を滑るように字やイラストを書くことができます。写真のボールペンは、家具メーカーのkarimokuとのコラボ商品です。握る部分が木になっているので手に馴染みます。
JETSTREAMは、次々に新商品を開発していて、最近では、商品本体の軸材に、日本国内で回収された海洋プラスチックごみと、コンタクトレンズ専門店「アイシティ」店頭および、学校・企業・自治体といった団体にて回収を行った使い捨てコンタクトレンズの空ケースを使用した100%の再生材樹脂で作られた商品も販売されています。
②ピタン(ZEBRA)
現場改善指導やお客さまとの打ち合わせで活躍しているのが、
ピタン(ZEBRA)です。
ピタンは、ボールペンだけでなく、磁石内蔵の専用ホルダーとセットで販売されています。
専用ホルダーはノートの表紙を挟むような作りになっています。内蔵された磁石でペンを固定できますので、ピタンとノートと一緒に持ち歩くことができ、使いたい時にすぐに書くことができます。
ピタンの替え芯は、水性顔料で耐水性のあるジェルインキを使用しています。書き味は良いのですが、インキの減り方が早いので、あっという間に書けなくなってしまいます。
メインで使う場合は、替え芯をストックしています。
(JK-0.5真 RJK-BK)
③cross 万年筆
最後に愛用している万年筆はcrossの万年筆です。
主に、ほぼ日手帳に記録するときに使っています。私は筆圧が強いので、少しでも負担を軽減しようと思って万年筆を使うようになりました。
crossは、安いもので、価格が2000円台と手ごろで、ペン先の太さもちょうど良いので、ここ1年くらい、この万年筆を使っています。
国産の万年筆と比べて、インクカートリッジが短いのですぐインクがなくなるので、コンバーターを使っています。
ボトルインクのタイプは「染料タイプ」と「顔料タイプ」があります。「染料タイプ」は、水に溶けやすいので、インクが詰まっても水につけるだけで、簡単に詰まりを取ることができます。水溶性なので、書いた文字が滲みやすかったり、色があせるのが短所です。
一方、「顔料タイプ」は、水や色あせに強く、しっかりとした書き味で長期保存する書類などに最適なインクです。ただ水に溶けにくい特性でもあるため、ペン先にインクが詰まってしまうとメンテナンスが難しく万年筆を痛めてしまう可能性があります。ボトルインクを購入するときに、お店の方にそのような説明を受けたので、私は水溶性のインクを使っています。
3.最後に ほぼ日手帳の経年劣化について
ほぼ日手帳つながりの方に、よく、「年数が経つと、インクの色褪せが起きていませんか?」質問されます。
そこで、使い始めた頃の手帳を撮影してお見せしています。↓の写真が、13年前のほぼ日手帳の中身です。使っているのは、JETSTREAMで、サンタさんのカードを貼り付けているのはメンディングテープです。
10年あまりだと、インクの色褪せや裏写りなどはないようです。
ということで、今日は、愛用しているノートや筆記具についてご紹介しました。参考になれば嬉しいです。