1日1ページ
今年も残すところあと2か月余り。
毎年、使っている3冊の手帳も、すくすくと育っています。
一番下は、ほぼ日5年手帳です。
1ページに5年分記録できるようになっています。その日の出来事を数行でまとめ、右のフリースペースには、定例研修の内容や確定申告作業の進め方、孫の成長記録などを記録するようにしています。
使い始めて、今年で3年目ですが、その日の記録をしながら昨年、一昨年の出来事を振り返ることができるので、記録するのがだんだん楽しくなっています。
一番上の小さいサイズの手帳には、日めくりKeikoちゃんを書いています。
そして、写真の真ん中が、13年使い続けている手帳です。
先日、TOBICHI東京を訪れたとき、ショップの方が、「いつも使っていますが、なかなか使い方が決まらないし、続けられないんです」
とおっしゃっていて、私の手帳を見てビックリされていました。
13年使い続けていますが、書き方が決まったのは数年前です。それまでは、どのように書くか、書いたものを活用するか?試行錯誤でした。
基本的に、私は記録して終わりではなく、活用するために記録しています。
書き方を変えるときは、活用しにくい状況をもとに、どのようにすれば効率よく活用できるかを考えながら改善しています。
基本的に、私は記録して終わりではなく、活用するために記録しています。
書き方を変えるときは、活用しにくい状況をもとに、どのようにすれば効率よく活用できるかを考えながら改善しています。
「効率よく活用する」とは、
・どこに書いたわからず探すのに時間がかかる
・何を書いたか解読するのに時間がかかる
・肝心なことを書き漏らしていて使い物にならない
ということを防ぐことを意味します。
最初から、きれいにわかりやすく書いていたわけではありません。うまくいかないことをたくさん経験して今の書き方や活用の仕方にたどり着きました。
手帳も仕事も同じですね。
うまくいかないことを経験するから、続けられるのだと思います。
1日1ページをどのように使っているかというと、
拙書「手書き・3分割で情報を整理する3スプリットメモ術」(同文館出版)にまとめた3スプリットを使って、書く場所を決めて記録しています。
毎日欠かさず、読書を通しての学びと仕事のアウトプットを行っています。この2つの継続が多くの知識やスキルの習得、アイデアの創出につながっています。
左下の書き写しは、今年は吉田松陰先生の言葉を書き写しています。
松陰先生の言葉は、多くの方が書かれています。私は今、3冊目の本の書き写しを行っています。
選んだ本は、齋藤孝先生の「超訳 吉田松陰語録」です。
松陰先生が志向された「教育の在り方」について、齋藤孝さんが解釈文を添えて紹介されています。
本が大好きで、多くの本を読んでいますが、今は1日1ページを読み、丁寧に書き写し、そしてその内容について自分の思いや出来事を思い浮かべながら1日を始めることを日課にしています。
松陰先生が、「学んだことを世のため人のために役立てることが大事」とおっしゃっているように、心に響いた内容を実践できてこそ学びは生きると思っています。
読書は1冊を丁寧に読んで自分の中で消化するもの。日々に生かすためのもの。
日々を丁寧に生きている中で、指南書になる本が1冊あればいいと思っています。
今週の金曜日は、こもりんとのインスタライブです。
今月のテーマは、「どんな手帳を使っていますか?」
手帳にまつわるおしゃべりを皆さんで楽しみたいと思っています。