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ほぼ日手帳の活用(1)

先日、調べることがあって、久しぶりにこれまで使ってきた手帳を並べてみました。

12年前から、ほぼ日手帳カズンを愛用しています。
手帳の中身は、マンスリーページ、ウィークリーページ(バーチカルページ)、1日1ページ書けるようになっている方眼仕様のページで構成されています。

どんな筆記具でも裏写りせずに書ける「トモエリバー」という薄いけど上質な紙が使われているのと、分厚くなってもて手帳がフラットに開いて書きやすいので、他の手帳に気移りせず、ずーっと愛用し続けています。

もともと記録することが大好きで、手帳やノートをフル活用してきました。

これまで使ったノートの一部

ずっと手書きを続けていると、人の話すスピードに遅れることなくメモできることが特技になりました。

研修で発表してもらう内容も、遅れることなく、まとめながら、ササっと板書できます。
しかし、書けば書くほどノートがどんどん増えていくと、どこに何を書いたか探すのに一苦労だし、解読にも時間がかかります。

そもそも記録は、それ自体を活用するために行うものです。資料作成やお客様への回答、後輩や部下への助言…etc。
探したり考え込んだりすることで時間を浪費してしまえば、クリエイティブな仕事にかける時間が減ってしまいます。

12年間、手帳を使い続けて、当初の目的だった
「1冊の手帳に、必要なことを記録し、必要な記録をサッと取り出せるようにする」を果たせる、手帳の書き方・使い方に行きつきました。

どうしたらそんなに膨れ上がるのか?こんなにぶ厚かったら、必要なものを探すのに時間がかかるんじゃないか?と思う方も少なくありません。

ぶ厚くなるから、必要なものをすぐに探せるルールや仕組みを決めています。毎日書いていると、書くスピードは次第に速くなっていきます。

12年前は、1ページ埋めるのに30分かかりましたが、今は15分以内に1ページ余裕で埋まります。書く速さだけでなく、書き方のコツが掴めるようになり、それが執筆や学生さんの感想レポートのコメント書きに活かされています。

情報を加工しながら、書く場所を決めてまとめる。
INDEX機能を持たせたページで検索する。

この手帳1冊で情報を管理しているので、この手帳にないものは「ない」わけですから、「書いたかな?」「どこかな?」と探す手間も省けます。そして、手帳の記録によって、時間活用が得意になり仕事の拡大や発展につながりました。

書くことを目的にしていたら、そのような進化や発展にはつながりませんでした。

昨年から、思うことがあって手帳が1冊増え、今年はもう1冊増えて、現在は3冊の手帳を活用しています。

昨年から使い始めた「ほぼ日5年手帳(カズン)」
今年から使い始めた「ほぼ日手帳オリジナル」

3つの手帳に手書きで記録をつける_というと、時間がかなりかかっているように思われますが、3冊の手帳に書いている時間はトータルで30分あまりです。
この30分の記録作業が、時間の有効活用や、後々の仕事の成果につながるので、私にとっては欠かせない作業です。

継続だけが力になる。
続けるために必要なのは モチベーションや根気ではなく仕組みと習慣化

そう確信しているのは、手帳を活用し続けてきたからです。


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