磨きつづけたいのは 「やり方」より「在り方」
先日、アサーション講座の2回目のグルコンを行いました。
アサーション講座は、全10回のオンライン講座で、10月10日から、月2回のペースで行っています。
1回2時間の講義は、内容を盛り込みすぎないようにし、途中2回のブレイクアウトセッションを持ちながらみなさんに理解を深めていただくようにしています。
また、12月に2回、2月に2回、グルコンの時間を持ち、皆さんの疑問や悩みを一緒に考えながら、交流を深めるようにしています。
2回のグルコンは、参加してくださった皆さんから、これまでの講座を受講しての振り返りや、疑問、日々の関わりについてのご相談などを話していただき、あっという間に2時間が過ぎました。
前回と今回のグルコンから、皆さんが、関わり方の軸になることを大切に、日々関わっていらっしゃることがわかりました。
アサーションは、自分らしい在り方や関わり方を求め、30年あまり学び続けてきました。
研修や講座のご依頼をいただくようになりましたが、私は自分自身の在り方、関わり方をもっと磨きたいと思っています。
100%アサーティブな人はいません。人は様々なことに心が揺れ、発言や行動もブレてしまいます。でも、そこで落ち込んだり、うやむやにせず、どうすればよかったのか?どうしたかったのかを検証しながら、逃げることも避けることもなく関わり続けていくことが大事です。
30年の学びを通して、スキルよりもそういう考え方が習慣になったことを嬉しく思っています。そして、私なりに一文で表すなら、アサーションとは、
「伝えたいことを、伝えたいときに、伝えたい人に、伝わるように伝える」ということ。
日々を、アサーションを実践するというより、この言葉を自分の中心に据えて関わっています。どんなことにも、ワクワクして向き合い、取り組めるのは、そのためのような気がします。