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出逢いのきっかけはどこにでもある

長く停滞していた前線が消えて、今日からまた真夏のような暑さが続くようです。
35℃を超える日もあるらしいので、熱中症に気をつけ小まめに水分補給しながら仕事に取り組みたいと思っています。

「出逢い」と呼べる瞬間、きっかけは、いつどんなところにも待っています。
出会いを出逢いに変えられるのは、自分次第だと思います。

SNSでは、交流したいと接点を持つ場合「友達申請」「友達リクエスト」を行いますが、私は「友達」という言葉に少し違和感を覚えています。
申請やリクエストはあくまでも「知り合う」きっかけを作ること。
クリックを押すだけでは友達にはなれません。

どちらがリクエストをしたかに関わらず、「知り合い」を「友達」「かけがえのない心の友」にできるかどうかは、自分次第だと思っています。
また、いつも一緒にいること、楽しく会話できることが、友達である証ということでもないと思っています。

災害が起きると、真っ先に心配して声をかけてくれるのは、20年以上前にインターネットを介して知り合った友人たちです。
パソコンを買って、無料ホームページを開設して、「掲示板」という名の場所で何日も夜明けまでチャットで議論したり、相談にのったり、時には派手な口論になったり…

40歳を過ぎてドラムを習い始め、バンドを組んで活動するようになったのもネットで出逢った友人たちの勧めがきっかけでした。

「年齢は関係ないよう!やってみたら?」と背中を押してくれた10歳年下の友人たち。彼らのおかげで、私の書いた詞にメロディがついて、オリジナル曲が完成しました。
その友人の結婚式に参列するため、仙台に行き、披露宴ライブを開催したこともありました。
noteに連載している「青春グラフィティ」もネットで知り合った友人たちとの出逢いがきっかけになっています。

たくさんの言葉を重ね続けたことで、心の距離を近づけお互いに、何を大切にしているかを理解し合ってきたかけがえのない心の友たちです。
現在は、普段ほとんど交流がありません。
FacebookなどのSNSもそれぞれ持っていますが、「いいね」も押さないしコメントもしません。
投稿している内容を見て、お互いの近況を確認し合っている程度。
でも、何かあったときに、そのことを分かったうえで、短いけど深いやり取りができています。

SNSを通じて恩恵を受けたものは数えきれないほどあります。
嬉しかったことも、楽しかったことも、腹立たしかったり情けなかったこと、申し訳ないと思ったことも含めて、全て私自身を成長させてくれています。
対面とオンライン、それぞれに良い面もそうでない面もありますから、どちらが良いとか良くないと決めつけることではありません。

本当にコミュニケーションや人との関わりを大切にしている人は、対面・リアルに関わらず、コミュニケーションの取り方や人との関わり方を大切にしています。
私もそうありたいし、そういう方との出会いを、出逢いに変えていきたいと思っています。

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