心のテーマソング
ご縁をいただきありがとうございます。
私の捨て活などを中心に綴っていきます。
今回も私のスキな詩関連。
池澤夏樹さんの「祝福」「ローラビーチ」
この詩は合唱曲にもなっていて。
木下牧子さん作曲の合唱組曲の中のひとつ。
私が合唱団に所属しているときに歌いました。
私の気持ちが苦しかった時。
なぜかこの2曲が私の頭の中を駆け巡り。
私の心の中のテーマソングでした。
「祝福」は「ひかりあれ」のフレーズ。
暗闇のなかに光がサッと差す光景が
女声のハミングで表現されていて。
聴くと、頭の中でその光景が目に浮かびます。
「潮は溢れる、魂の壺に」
いろいろな解釈があると思いますが、
希望に満ち溢れた歌詞だと感じます。
自分の心が欲していた言葉たちだったのだと思います。
「ローラビーチ」は
当時の指揮者の先生が、
この組曲の中で一番好きな詩だと言っていて。
リアルで歌っているときは
その詩の良さにまったく気が付いていませんでした。
「人の目がみていなくても、風景はあるものだろうか」
「人の耳が聴かなくても、風はヤシの葉を鳴らす」
人の営みなど関係なく、自然はそこに存在している。
ただ、そこにあるだけ。
自分の悩みなど、ちっぽけだな。
そう感じさせてくれた、詩と曲でした。
私としては、もっとここをこういう風に歌ってほしい、
というところはありますが、参考までに映像貼っておきます。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
またご縁がありますように。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?