【自己紹介】はじめてのnote 上司に頭を殴られました
わたしはこの令和の時代に、支店長に頭を叩かれたことがある。
頭がビリビリするくらいの強さだったから、叩くというより、殴るが正しいかもしれない。
わたしに問題があったとか、そこまで怒らせたあなたが悪いとか言わないでほしい。
それはさんざん考えたから。
直接の原因は、お局さんが何を言ったのか今ではわからないけれど、なにか告げ口があり、真偽の程も確かめず、手が出た、という感じ?かな?
労働局の相談員は、「たとえなにがあろうと、手を出した時点で終わり」、「人は話すという能力があるのだから、手を出す前に言葉で言うべき」と言ってくれた。
その後、社内のいじめを恐れたわたしは、社内でその暴力を報告しなかった。残業で支店長と二人きりの時に起きたことで、証拠がないということもあった。
それに労働局の答えを聞いて、ちょっとすっきりしたし。
ところが、今度は支店長が、わざわざふざけたふりをして、女性スタッフたちの頭をポンポンするようになった。
つまり、わたしを叩いたということが公になった場合の、安全ネット? …という感じで、俺は叩いたのではなく、頭ポンポンしただけだと言いたかったみたい。
これは男子の親愛の表現だとか、男子のコミュニケーションのやり方だとか、わけのわからないことを言っていた。
ちなみに、この男は50代バツイチ。娘が二人いるとか。
さて、この頭ポンポンは、美人系のお局さんにも及び、彼女の不評を買った。
彼女は、個人的にも仲がいいエリア・マネージャーに訴えた。エリア・マネージャーは、支店長より二、三歳歳下だが、姉御風のやり手で、営業力も人望もあった。
お局さんは、このエリア・マネージャーとウマが合うみたいで、よく情報交換してたみたい。
まあ、わたしはどちらも苦手だったんだけど、結局、支店長はこの強面の姉御たちを敵にまわした。
いろいろあり、支店長は課長に降格した。頭ポンポンが原因というより、支店の売上が右肩下がりになっていたというのが、表向きの理由だった。
これって、ヒラに降格でもよくない? だめなの? なんにしても、くだらない茶番だけど。
その後、いろいろあって、わたしは転職した。新しい職場では、心にシャッターを下ろし、鍵を掛け、絶対になめられないように気を遣っている。
魑魅魍魎の中にいると思っていれば、どうってことない。
さ、明日も仕事だ。がんばるよ。