QAとして転職して半年経過したので振り返ってみる
自己紹介
こんにちは某法律系のスタートアップSass企業でインプロセスQAとして開発メンバの中に混じりながら、アジャイル形式のスクラムで日々 仮説、検証、振り返りをしている。dandkです。
今回は今の会社に前職から転職して大体半年経ったので、変わった自分自身の環境や職務内容等を振り返ってみます。
変わった環境
まず、一番大きく変わったのは、生活環境です。
今までは、実家生活でしたので、自炊はする必要ありませんでしたし、
買い物に行かなくてもいい。まさにズボラな私には最高の環境だったのですが、
転職するにあたり、単身引越しをしました。
今まで、実家生活の人間が、いきなり転職と同時に一人ぐらしになるのですから、
最初は大変でした。
リズムを作ることや、自炊どこまでするか、暖房使いすぎたら、電気代が凄いかかって光熱費に腰を抜かすなどなど。
住む場所も、物理的に距離が離れて、北海道から東京に来たので、
最初は人の多さに目が回っていました。
ただ最近は半年も生活したので、流石に慣れてきて、
自炊はしたくなった時はするが、それ以外は基本自宅近くのスーパーでお弁当になっています。
スーパーの近くに住んで正解だったのは、お腹すいた時に直ぐに買いに行ける所ですね。
あと、東京に住むとECサイトの配達が翌日には届くことも驚きです。
北海道の時は、2日遅れる事が普通だったので。
それに、首都近郊は遊ぶ所が多いので、遊ぶところには困らないですね
変化した職場環境
特に変化が大きかったのは、やはり職場環境です。
前職は、テスト受託会社に所属していたのですが、今は、事業会社に所属しています。事業会社に所属したので、まず一番変わったのは、開発者との距離感です。
前職では、エンジニアと交流する機会がなかったのですが、今では、同じチーム(Pdm,デザイナー、エンジニア、QAで計9名)として協働しています。
また、普段はチームで製品を顧客に届けるために活動していますが、それとは別にQAのチームもあるので、縦と横の関係があります。
同じ製品のチームとQAチームの皆んなに日々助けてもらいながら、毎日を過ごしています。
製品チームで普段やっていること
基本的にインプロセスQAとして製品チームでやることは、他社さんと変わらず、
テスト関係は、テスト計画 テスト設計 テスト実施 テストの振り返りを行なっています。
プロセス改善は、重要な障害が発生した時の振り返りと改善の施策を実施と、
新しい機能を実装する際に、チームの業務の回しやすさを考慮したプロセスの提案と定期的な振り返りによる、根本的なプロセス改善をしています。
私が入社した直後は製品チームがスクラムでの開発を開始したばかりで手探りな状態でした。
また私自身もスクラムの概念は知っていたのですが、実際に運用する経験が欠けていたので、慣れるまで最初は大変でした。
製品チームで抱えている問題
ウチはアジャイルのスクラム開発を採用しているのですが、やはり他社さんが抱えているような同じ問題に直面しています
QAの仕事って結局なんだっけ?
QAが動きやすいような資料はどういうのがあるといいんだっけ?
チームで合意されたテスト自動化の欠如
1.の項目については、現在はテストとプロセスの改善をメインに活動しているのでそこは理解していただけているのですが、どこまで求めていいのかや、何を渡せばいいのかという部分で開発者と細かい認識のズレがあったりします。
現在上記の部分を解消するために、QAのやる仕事についての説明会を開こうかと同じチームのQAに相談したり、少なくともうちの製品チームのQAはここまで担当するよという宣言になる資料を作成していたりします。
2.これはPFDを作成をしたので、製品チームの大まかな共通認識にはなっているのですが、細かい部分で詳しく確認してみると実は不足があったりしているので調整しています。この課題に対しては、時間軸を元にして、理想のデリバリーフローを作成することによる、現実と理想の部分を認識して、チーム間で再検討する機会を設けてみようかなと考えています。
3.これは元々私の製品チームが他の製品に比べて新しく、とにかく早く実装を進めていくことを目的にしていたので、その時間を取れていなかったのと、
他の部署のSETの方と連携を取る機会がなかったため等の理由があります。
現在は、SETの方と連携を取る機会が増えてきたのと、もう一人のQAの方と連携して、自動化に必要となる基盤の手動リグレッションテストを整理、整備しているので、徐々にこの問題は解消されていく予定です。私もテスト自動化の実装に関わる機会が出てきそうなので、ワクワクしています。
最近意識してチームで取り組んでいること
QAとして自分がチームから離れる機会が発生した場合に備えて、別の方がQAとして今の製品チームに配属されても負荷を下げれる用に、困らない用に、プロセスの明確化や見える化。
QAで使用する資料の整理と、ポータルページの作成
安定したテスト自動化基盤の作成のためのリグレッションテストの設計と整理
製品の検討からリリース後振り返りまでのプロセスを定着させ、定期的な振り返りを可能とする
製品の非機能要求の整理と追加、検討 チーム間での合意
チームで合意されたリスクを一覧として作成するためのリスク分析
QAチームのソフトウェアテストへの理解を深めるのと、自分の理解をより深めるために勉強会の主催をしていたりします。
また、別部門のSETの方と協力して自動化テストのハンズオンの準備(コードのレビュー)をしていたりします。
これからしたいこと
私生活編
美術館には行ったのですが、まだ博物館に行っていないので、国立博物館に行ってみたいですね
東京近郊の動物園にも行ってみたいですね。
東京は個人で経営されているカフェが、色々な所にあるので、そのカフェ巡りもしてみたいです。
アウトプットする機会がめっきり減ってしまったので、この機会を期に色々アウトプットする力を付けていきたいです
職務編
SETと連携して安定したテスト自動化基盤を元に最適な量のテストを実施できる
価値のデリバリーが正しいかの判断をビジネス的に判断できるように
Pdmやデータの分析が得意な部門と協力して、データ取得の基盤の整理営業やユーザーサポートの方とのコネクション作り
定量的なデータを元に取捨選択をして必要なテスト量を選択
テストマネジメント
チームで合意されたリスク一覧を元にリスクベースドテスト
定期的なチーム全体での合意を元にプロセス最適化 見える化
上流工程の要件定義や、設計に対するFB
QAチーム全体のレベルアップを目的とした勉強会の実施や、知識の共有
私は人前で話すことが得意ではないので、その練習をするために、先人を切って話す機会を多く取る
キャリアアップ編
AWSに関する知識をつける為の勉強と資格の取得
ドメインの知識をつけるための勉強
SETの方の負担を減らすため、QAメンバ全体のスキルアップの為にテスト自動化の知識を実際にライブラリを実装したり、本を読むことによって取得する
外部の勉強会やワークショップに通って、新しい刺激や知識の取得
最後に
3月も終わりということで、区切りがいいので、転職してから今日までを振り返ってみたのですが、まだ、半年しか経っていないという事実に自分も驚きです。
自分の中では、今の会社に入って気持ち的には2年程経過しているのではないかと錯覚しています。それぐらい日々の流れが早くて、実世界との時間のズレに困っちゃいます。
まだまだやりたいことがたくさんあるのと、求められているので、今の場所はやっていて飽きないですね!
いつも支えていただいているQAチームのみんなや、製品のチームのみんな、
見守っていただいている方々の事を忘れずに、増長せず、慢心せず、自分でできることを考え、それの実施、実施した後の効果の振り返りをしていって一年後の自分がどう変化しているのかを楽しみにしながら、また明日を過ごしていきます。
長い文章ですが、読んでいただきありがとうございました!
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