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アナログゲーム宣伝部 #1「アルゴ」

第一回は「アルゴ」というゲームを紹介します。

■どんなゲーム?

ある規則に従って、伏せて並べられたカードに書いてある数字を互いに当てあうゲームです。ルールは単純なので、小学生くらいの子供でも出来ますが、とても頭を使うゲームです。

プレイ人数は2人~4人ですが、1人でも遊ぶことは可能です。

今回は、よく自分が遊ぶ「2人 VS 2人のチーム戦」ルールで、アルゴを紹介します。

■基本ルール

簡単なルールなので、ここでさくっと説明します。

使うカードは「0~11まで書かれた黒カード12枚」「0~11まで書かれた白カード12枚」です。

「2人 VS 2人」のルールでは、これらをシャッフルして、6枚ずつ見えないように各人に配ります。

各人はカードを確認し、決められたルールに従って並び替えます。
 ・左から数字が小さい順に伏せて並べる
 ・黒と白で数字が同じ場合は、黒を小さいものとして扱う

例えば以下のような感じになります。

ペアプレイの場合は、以下のような配置でペアを作ります。ゲーム開始時はすべてのカードが伏せられており、自分のカードの情報も、脳内にしかありません。(絵が汚くてすみません)

適当に最初のプレイヤを決めたらゲームスタートです。

1.プレイヤは、ペアのプレイヤに任意のカードを渡します。ペアのプレイヤは内容をこっそり確認後、カードを返します。

2.プレイヤは、自分の任意のカードを賭けて、敵チームのどれかのカードの数字を推理して宣言します。「これは黒の2だ」といった感じです。敵チームのプレイヤは、当てられた場合はそのカードをオープンします。外れた場合はプレイヤの賭けたカードをオープンして、ターン終了です。

ターンでは必ず1回以上、カードを賭けて、推理をする必要があります。あとは時計周りにこれを繰り返し、先に敵チームのすべてのカードをオープン状態にしたら勝ちです。

・・・

少し整理しましょう。

実際の状況を見て、推理してもらうと想像し易いかなと思うので、以下の問題を考えてみてください。

(見づらくてすみませんが、)この状況、相手のカードのア、イ、ウすべて推理可能です。

また以下の場合もすべての数字が推理可能です。

論理的思考が養えますね(o´ω`)

仲間に見せるカードや自分が賭けるカードも大事ですが、敵の推理結果を聞くのも大事です。例えば「この数字は黒の2だ」と推理した時点で、その人は「黒の2」を100%持っていないのです。

記憶力も養えますね(o´ω`)

単純だけど、とても奥が深いゲームです。

■その他

このゲームは、2種類のトランプを使っても出来ます。裏面の柄の種類が違うことが必須です。片方のトランプから赤の1~K、もう片方のトランプから黒の1~Kを取り出して、あとは基本ルールに則って実施します。

自分たちで遊ぶ時はトランプで代用したりすることが多いですね。

ホームページには、その他の1人~4人の遊び方なども紹介されているので見てみてください。

http://www.sansu-olympic.gr.jp/algo/

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