オランダと聞いて思い浮かぶスマホアプリを作りました
この記事は クソアプリ Advent Calendar 2021 カレンダー3 の4日目の記事です。
僕はいまオランダの会社で働いています。
オランダと聞いて思い浮かべるのは、やっぱり
2014年のサッカーW杯のオランダ対スペイン戦で、元オランダ代表ファン・ペルシがゴールを決めた伝説のダイビングヘッド
ですよね!
というわけで、今回は クソアプリ Advent Calendar 2021 のために、ダイビングヘッドをテーマにしたiOS/Androidアプリを作りました。
アプリ概要
5つのステージが遊べるダイビングヘッドゲームです。
全ステージのクリアタイムをもとに、あなたのダイビングヘッド力を検定します。
5つ目のステージ「伝説のゴール」では、今回の開発のきっかけとなった伝説のゴールの試合をがんばって再現しました。
左斜め後方からふわっとしたボールがやってきて、それをダイビングヘッドで決めるというステージです。
さらに、クソアプリの名に恥じぬよう、クソステージも作りました!
ステージ4「芝を刈る男」は、クリア方法がクソすぎて、普通の人はクリアできないと思います。
ぜひ遊んでみてください!!
開発の流れ
今回は、Qiita のアドベントカレンダーということで、開発側の話もしようと思います。
きっかけ(11/19)
偶然クソアプリアドベントカレンダーを見つけ、参加してみようと思い立ちました。
せっかくならオランダ在住をいかしたようなアプリがいいかなーと考え始めます。
プロトタイプ開発(11/23)
なんとなくダイビングヘッドゲームが良いかなぁと思い、試しにプロトタイプを作ってみました。
この時点では、ゲーム部分だけしか考えていませんでした。
これをどうアプリとして形にするかが思い浮かばず、しばらく別ネタも模索します。
アプリの方向性を決定(11/26)
最初は100ステージぐらいのステージ制ゲームを検討していましたが、経験上、ステージ作成だけで数週間はかかってしまうので、アドベントカレンダーに間に合うかは微妙なところです。
そんななか、今年の8月に連打力検定が謎にダウンロードされ、ゲーム総合6位になったことを思い出します。
検定のシステムにすれば、ステージも3ステージぐらいしか作らなくて良いし、ゲームシステムも流用でき、あまり時間をかけずに形にできそうです。
他に良いアイデアも思い浮かばなかったため、「ダイビングヘッド」x「検定」でアプリを作ることにしました。
実装がほぼ完了(11/28)
なんやかんやで、土日でほぼ実装が完了し、一部微調整が残っているところまできました。
ストア素材を作成してiOS版のストア申請(11/29)
アプリの微調整を終わらせ、スクショの作成やストア説明文の作成などをして申請しました。
iOS版リリース!(11/30)
一度ランキングボタンが反応しないとリジェクトされました。でも、返信でゴネたら通りました。
Android版の申請(12/1)
正直なところ、Androidはランキングの実装がめちゃくちゃ面倒くさく、ランキングの実装が超めんどくさいので、リリースするか迷いました。
多分、アドベントカレンダーがなかったら、iOS版だけリリースして様子見するところだったと思います。
とはいえ、やっぱりランキングの実装がめんどくさいので、ランキング機能はマスクして申請しました。
Android版リリース(12/2)
無事に審査に通りました。
リジェクトされたことがないので、いったい何をチェックされているのか謎です。
リリース後の反応(〜12/3)
順調にリリースできた「ダイビングヘッド検定」ですが…
今のところ、全然ダウンロードされていません。
反省(12/3)
これまで個人で68種類のアプリをリリースしている経験上、リリース後数日で全然ダウンロードされないアプリは、もうどうにもならないです。
(よく個人アプリは埋もれてしまってダウンロードされないとか言われますが、それはただの言い訳です。単純にアプリ自体がダメなだけです。本当に需要のあるアプリは、宣伝なしでも初日から2,3桁ダウンロードされます。)
おそらく、ピーク時のデイリーダウンロード数は2桁いけば良い方で、このままゆるやかに息を引き取ることでしょう。
では、なぜダウンロードされないかというと、やっぱり、
アプリの意味がわからない
というのが大きいと思います。
連打力検定なら、連打スピードを検定してくれるんだなと、なんとなく想像つきます。
一方、ダイビングヘッド検定は、全然想像がつきません。
というか、意味不明すぎて想像しようとも思いません。
また、”ダイビングヘッド”でストア検索しても全然それっぽいアプリが引っかかりませんでした。
ダイビングヘッドというテーマ自体が微妙というのも要因として大きそうです。
次回予告
こんなクソアプリを世に生み出してしまった僕ですが、今月で、最初の個人アプリをリリースしてから10年になりました。
そこで次回は、10年間の個人開発を振り返る記事
「ヒット作が出ないまま10年間個人アプリ開発を続けたエンジニアの末路」
を 個人開発 Advent Calendar 2021 で公開予定です。
まだタイトル以外考えていませんが、がんばって書こうと思います。
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