電気の点検業者であるかのような演技をしている人物がウチのアパートに来ましたが、実際には販売代理店であって”押しかけの訪問販売である可能性が高い”とのことです。

株式会社beyondという会社の人がウチのアパートに来ました。
当該人物は玄関の横にあった電気メーターを触りながら
「今日は電気メーターの確認に来ただけなんですけど~」
「1階から順番に回っていまして~」
といった話をしていたため、私は
「電気の点検の人だろう」
と考えて話を進めていました。
相手は会社名と自分の名前が書かれた名札(ネームプレート?)をつけていました。
途中で電気の明細(?)があったら見せてほしいと言われたのですが、探しても見つかりませんでした。
「○月頃にも3,4回ほど平日の昼間頃に別の人が来たのですが~」
といった話もしていたので、
「その時期だったら在宅勤務だったはずだけど・・・。」
といった話をしてしまった。
しかし、話をしているうちに
「口座を1つにまとめる契約だけして欲しい」
「販売代理店なのですけど~」
といった言葉が出てきたため
「電気の点検の振りをして何かの契約をしようとしている悪質訪問業者なのではないか?」
と考え、強引に話を終わらせて玄関のドアを閉めました。

その後、
「株式会社beyond 電気」
でググってみたところ国民生活センターのサイト(https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20220411_1.html)がトップに表示され
「検針票を見せただけで、意図せず契約先の電力会社が変更されていたという相談も寄せられています」
という文言が目に入ったため、
「もし、あの時、電気の明細を見せていたら明細に書かれた情報を元に勝手になんらかの契約をされていたのではないか?」
と考えとても怖くなりました。

「訪問業者のフリをして強盗の下見をする闇バイトもある」
というニュースも少し前に目にしていたため、怖くなって近くの交番に行き、警察官の方に相談する事にしました。

警察官の方の話を聞いた結果
「話を聞く限り押しかけの訪問販売である可能性が高い。」
「契約を取らないといけないため、そういったグレーゾーンな方法(点検業者の振りをして話を聞いてもらおうとする?)を取っているのであろう。」
「確かにお年寄りなどの場合はそのまま騙されて契約してしまう場合もある。」
「しかし、あなたの場合は特に契約などはしていないし、検針票など個人情報が書かれたものを見せたわけでもないので、あなたは詐欺などの被害に遭うことはないだろう。」
「違法なことをするような人物であれば、名札やネームプレートを目立つところにつけたりはせずに、自分の名前や会社名は隠すことが多い。」
「向こうはギリギリ違法にならない範囲をせめて行動していると思われるし、現時点で警察としては何もできることはない。」
「”○月頃にも3,4回ほど平日の昼間頃に別の人が来た”という話は、あなたの行動パターンを分析してセールスが行えそうな時間帯を分析しようとしているのであって、下手に”その時期であれば在宅勤務だった”などの情報を話すべきではなかった。」
「相手が怪しい人物でないかを確認するために、相手の名前や会社名を確認することは重要なことです。」
「しかし、”個人情報なので契約するつもりがないならスマホにメモした名前と会社名を削除してくれませんか?”と言われた場合は削除しないと逆に自分が違法になる可能性もある。」
「会社に対して”違法ではないとはいえ、点検業者であるかのような演技をして訪問販売を行うのは間違っているのではないか?”といったクレームの電話やメールをするのは個人の自由であって違法ではないと思うが・・・・相手に電話番号などを知られてセールスの電話をかけられるなど状況が悪化する可能性もあるのでしない方がいいと思う。」
とのことでした。

コミュニケーションにおいては
「心を通じ合わせること」
が大切であると私は思います。

「自分は訪問販売を行っている業者であるという情報の伝達(=コミュニケーション)を行わず、電気の点検業者であるかのような演技をして、相手に自分が何者であるかを隠したまま話を進めてなんらかの契約をさせようとする」
というのは
「正しいコミュニケーション」
ではありません!!

セールスや訪問販売の仕事をしているのであれば
「正しいコミュニケーション」
を行うよう心掛けてほしいです!!

記憶力の高い人であれば、スマホにメモなどをしなくても相手の名前や会社名などを暗記して警察に相談する場合もあると思うので、
会社名や自分の名前が書かれた名札やネームプレートを付けた状態で、「点検業者じゃないのに電気の点検業者であるかのような演技をする」というのはやめた方がいいと思います。

【自分の反省点】
ChatGPTに質問したところ
「訪問販売業者が点検業者を装いアパートの敷地内に侵入する行為は、状況次第で建造物侵入罪が成立する可能性がある」
という文章が生成されました。

「株式会社beyondの社員さんの行動は建造物侵入罪という法律には違反しないのでしょうか?」
という質問も警察の人にするべきであったと反省しています。


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