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スイミングはじめました

プールの季節が近付いて来ました。
春からスイミングを始めたこどもたち。
学校でのプールの授業も楽しみにしていました。

先日、今年初めてのプールの授業があったようで、お迎えに行くと二人で「地獄のシャワーがやばかった!!」と大騒ぎ。

「え!にいちゃんもしたん!?」
「あれやばいよなー!」
「あのね絶対喋ったらいけんのよ!」
「でもみんなキャーとか寒ーいとか言うんよな!」

「「でもぼくは絶対喋らんかったんよ!」」

とキラキラしたお顔で教えてくれました。

地獄のシャワーって、何年経っても変わらないんですね。
自分がこどもの頃は、地獄のシャワーと腰洗い槽と洗眼器がありました。今の小学生は知らないよね。
寒くて寒くて震える友人たちの青紫の唇が懐かしいです。
あとは、透明度高いときのプールは、潜って向こうまで見渡せて、泳ぐときも気持ちよくて、嬉しかったな。

私自身は小1から9年間スイミングスクールに通っていました。
選手コースのときは、みんなでくじを引いて、出た数字✕100メートルを課せられりして。
マックスの20を引いた日には、2キロ泳いだりしてました。よくあんなに泳いでたな私……。
決して早い方ではなかったし、スタミナある方ではなかったですが、おかげさまで、この年でもぼちぼち泳げるくらいにはなりました。

スイミングって、毎回ゴールがあるからいいんですよね。
スクールの1時間の中でも、何回もゴールできるから、達成感がすごい!
がんばって水を掻いて強く掻いて、タッチしたときの充実感、忘れられません。

ほとんど泳ぐことの出来なかったこどもたちは、今は低い級から頑張って練習しています。
ときどきスクールの見学をしますが、二人とも頑張って泳いでる!すごいです!
そして私を見つけると、にこー!ってして手を振ってくれます(そして手を振り返さないと、あとからこどもたちに怒られるので、見てるこっちも真剣です)。
沈んでジャンプを繰り返し、息継ぎの練習も上手に出来てます。
昔なら絶対「ぼく無理!!!」と言ってたのに、さすがスイミングの先生方です。
私が教えてもこうはいかない。さすがプロです。
長男は蹴伸びがとっても上手になり、クロールの練習まで進みました(拍手)。
顔に水がかかると怒って泣いていた次男は、今やヘルパーも外され、にこにこで泳ぎ回っています(拍手)。

小さいゴールが沢山設定されているので、こどもたちも毎回「〇〇ができるようになったよ!!」と嬉しそうです。
体力もつくし肺も強くなるし、スイミングっていいですね。 
心身ともに強くなってほしいし、何より楽しんで泳いでほしいな。

学校のプールもがんばってね。
コロナ禍で様々な制限もあると思います。
あんまり遊べる時間もないみたいです。
全員で波を作ったり、ぐるぐる洗濯機のように水流作ったりもしないみたい。
でもこどもたちは柔軟だし、それはそれでまた別のおもしろみを見つけていることでしょう。
こどもたちのプールの授業が少しでも楽しい時間になりますように。
少年たちよ、地獄のシャワーも耐え抜くのだ。

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なぎお
ここまで読んでいただいてありがとうございます。今日も良い日でありますよーに。