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20241031 読書会
今日は月に一度の京都での読書会。
その前に、仕事に少し余裕ができたので、
わたしにその読書会を紹介してくださったHさんと、京都の本屋さん巡りをした。
まずはスタバで腹ごしらえ。お貸しすると言っていた本「夏葉社日記」をお渡しする。
少しの時間を過ごすつもりが、スタバでゆっくりしてしまった。
慌てて一軒目の「誠光社」さんへ。
やっぱり、ここはすごい。本からみなぎってくる力を感じる。
マイナーすぎず、メジャーすぎず、絶妙なツボを押してくれる選書。わくわくする。
わたしは誠光社さんが出版されているオオヤミノルさんの「喫茶店のディスクール」と「珈琲の建設」を購入。立ち読みしたら、すごく面白かった。それに読みやすそう。
Hさんは山尾悠子さんについての本を選ばれた。初めて知る作家さんだ。Hさんといると本の世界が広がっていく。
気づけば時間が経っていて、慌てて二件目の「三月書房」へ。
歩いて行ったけれど、あいにく「週休7日」の張り紙が。そうだ、ここはもうお店を閉めてしまったのだと「夏葉社日記」で読んだのだった。若い頃に通っていたHさんは、少し残念そうだった。
帰り際、ブックオフの小包を抱えた配送業社さんが車を降りて、三月書房のシャッターを開けて荷物を置いていた。お店は閉めたけれど、店主さんはまだそこに住んでいて、やっぱり本を読んでいるのかもしれない。
そこからタクシーで読書会会場であるコミュニティカフェへ。F.Tさんが先に着いていたので挨拶をする。少し話していると、今回の選書者Fさんが入ってくる。
今日は建築家のFさんが26歳の時に書いた建築に関する文章が題材だ。
日本語が熟成されていて、内容は哲学的でもあり、少々難解だ。はじめにFさんが説明をしてくれたが、あとの3人は黙り込んでしまう。ぽつりぽつりと質問が出て、次第に話が盛り上がっていく。
わたしは、Fさんのいう内と外、居住点と生産点の相対関係を、最近noteで読んだ曼荼羅の分裂しつつも結合していることと同じなのではと言った。
Fさんは、日本建築で重要な3つの「材料・工程・意匠」について、また世の中を変えようとしなければいい仕事はできないことを教えてくださった。
今日も色々と学びの多い一日だった。
来月も参加できるといいな。
今から楽しみだ。